4月と言うことで、
新人や若手の育成について連続してお届けしています。
ポイントは、まず自分と彼らの違いを把握しておくこと。
若手社員はゆとり教育以降の世代です。
(といっても今は20代は概ねそうなってきましたが)
SMAPの歌でもありましたが、
「育ってきた環境が違うので価値観が違う」
ということは心に留めておく必要があります。
その上で、日常的な「ほめる」と適切で効果的な「叱る」で
指導することが大切です。
しかし、せっかく適切で効果的な「叱る」で指導にあたっても、
あなたの言葉が若手や新人に理解されていなければ
良い結果は得られません。
あなたはこんな言葉は使っていませんか?
●一丁目一番地(最優先課題)
●ガッチャンコ(合わせて、まとめて)
●なるはやで(なるべく早く)
●全員野球で(一致団結して)
●エイヤ(その場の勢いに乗って生み出されたもの、その様子)
●イッテコイ(利益が出、その後利益が出なくなったが
最初と比べて損失が出ていない)
●交通整理(誰が何をどんな役割分担でするか整理する)
これは「おっさんビジネス用語」と言われるものです。
最近テレビでも取り上げられていましたので
見かけた人は多いと思いますが、
元はTwitterで盛り上がったハッシュタグなんだそうです。
聞いた若い人たちは
「聞いたことない」
「聞いたことはあるけど意味はわからないから、
前後の文脈でなんとなく理解している」
とのこと。
ビジネス用語で言えばカタカナの物が話題になりますが、
おっさんビジネス用語にも共通しているのは
相手に伝わなければ意味がないということ。
「これくらい知っているだろう」と言う思い込みが、
徐々にズレを生むこともあります。
その結果が良い物でないことは言うまでもありません。
使う言葉もわかりやすくして欲シカ!