先週から、私たちはなぜ「オンライン」でストレスを感じるのかについてお話ししています。
先週のブログ『なぜ、オンラインはストレスを感じる?① ~弱点編~』
オンラインは、ノンバーバルなコミュニケーションが取りにくいという弱点があります。
画面越しでの会話は、相手の感情やその場の空気感などを読み取ることが非常に難しく、会話の中から相手の感情を察しようと気を使ってしまう結果、ストレスを感じやすくなってしまいます。
今週は、オンラインで相手にストレスを与えない話し方についてお話しします。
オンラインで会議や面談等を行う管理職・リーダーの方、必見です!
■ノンバーバルコミュニケーションを意識する
何度も繰り返しになりますが、オンラインではノンバーバルなコミュニケーションが非常に取りにくいです。
であれば、ノンバーバルなコミュニケーションを意識した話し方をするしか方法はありません。具体的に見ていきましょう。
①明るい表情に見せる工夫
視覚による情報は相手に与えるその人の印象を左右しやすく、コミュニケーションの目的である情報伝達に大きく影響します。
オンライン会議等を行う際は、パソコンを使う方が多いと思いますが、パソコンに内蔵されているカメラは自分の斜め下にくるので下からの角度で顔を映すことになります。
そうすると、下向きにカメラを見ることになってしまい、顔や表情が暗く映り、相手に暗い印象を与えてしまいます。
パソコン台を使用するなど、自分の顔を正面から撮れる高さまでパソコンを上げる工夫をしましょう。
②ジェスチャーはリアルの1.5倍
オンラインでは、モニター越しなので、視線や反応が誰に向けられているものなのか不明確です。
相手が平面に見えるので、エネルギーの高さも伝わりにくいです。
ですので、オンラインで発言する際には、ジェスチャー(身振り手振りなど)を直接会って話す時の1.5倍、多くするよう心掛けましょう。
また、相手が発言している時には、「ちゃんと聞いているよ」「分かっているよ」を話し手に伝えるためにもうなずきやリアクションをこちらも1.5倍、多くするよう意識しましょう。
③共通体験をする
オンラインでは、参加者同士の一体感を作ることも大切です。そのために「共通体験」を取り入れましょう。
スタート時の挨拶を全員で一斉に行う、発表者には全員で拍手をするなど、参加者全員が同じ行動や振る舞いをすることで、そこに参加している、他の人とつながっているという参加意識を高めることが大切です。
いかがでシカ?どれも、意識してやってみたら実践できる内容だと思います。
ぜひ、これらを取り入れて、オンラインでの会議や面談を快適に行い、仕事の効率もアップしてほシカ!
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