先日、ホッコリする記事を見つけたのでご紹介します。
参考:『天下一品が大好き 心臓病の小4、10日間の力作に“神様”のご褒美』
山口県山陽小野田市に住む小学4年生の北永健人さんは、
先天性の心臓病と戦っています。
「できることを伸ばす」というご両親の教育方針で、
さまざまな折り紙作品に取り組んでいるそうです。
ラーメンが好物で、将来の夢はラーメン屋さんで働くこと。
中でも「天下一品」のラーメンにやみつきで、
天下一品の店員を模した折り紙作品を作ったところ、
「天下一品」を全国展開する天一食品商事(大津市)の
木村一仁社長の目に留まり、
面会をすることが決まったそうです。
健人さんは、「神様のような人に会える」と大喜び、
健人さんのお母様は、
「息子の可能性に驚いています。
得意なことをこれからもどんどん伸ばしてあげたい」
と話しています。
お子様がいらっしゃる方であれば、
子どもの得意なことを伸ばしてあげたい!
子どもの可能性を広げてあげたい!
と思うのは当然のことだと思います。
「子ども」を「部下」に置き換えると
それは、ビジネスの世界でも同じ。
ただ、子どもや部下の
「何が得意なのか」
「どんな可能性があるのか」
を見極めることは非常に難しいと感じている方が
多いのではないでしょうか?
そんな時、相手に「気づき」を促す手法
としてコーチングは効果的です。
コーチングでは、
答えや能力はその人自身にすでに備わっている。
と考えます。
そして、
その眠っている答えや能力をその人自身に気づかせる。
(=相手の中にある答えを引き起こす)
というアプローチで相手と向き合うのが
コーチングの基本的な考え方です。
実は、どんな答えや能力を持っているのか、
本人でさえも気づいていないことが多いのです。
コーチングは、相手との対話の中で質問をすることによって
相手に気づきを促します。
目標を見つけられなかったり、目標を見失っている相手、
思い込みや先入観に縛られて動けなくなっている相手
に対して質問を投げかけることで
これまで気づいていなかった答えや能力を引き出していきます。
そうやって引き出された「答え」は
他人から与えられた「答え」よりも
次の行動につながりやすいし、継続しやすい
ことは言うまでもありません。
ぜひ、皆さんも健人さんやご両親のように
子どもや部下の“できる”をうまく引き出して、
伸ばしていってほシカ!