先週のブログでは、新人指導を通して、
指導者側はどのような成長ができるのか
ということをお話ししました。
今週は、新人指導者になった方には
ぜひ心得てほしい指導者の心構えについてです。
心構え①
『新人がうまくいかない時は自分を振り返ってみる』
「丁寧に教えたけど、全然分かっていない」
「この前教えたばかりなのにまた聞いてきた」
新人指導では、よくあることです。
こんな時には、新人の問題ではなく、
指導した側の教え方や伝え方に原因があるのではないか?
と一度、自分を振り返ってみることが大切です。
説明が分かりにくかったのかもしれません。
理解不足だったのに、あなたが忙しそうにしていたから
質問できなかったのかもしれません。
自分の教え方やコミュニケーションの取り方に問題がなかったか、
振り返ってみましょう。
心構え②
『優しく、前向きなフォローを』
新人にミスはつきものです。
ミスを責めるのではなく、優しくフォローしましょう。
新人はミスをして気を落としています。
ミスを責めてしまうと、自信をなくしてしまい、
「上司の顔色を伺う」
「言われたことだけをやる」
といった受け身な姿勢が染みついてしまいます。
もちろん、ミスの原因や改善点を
しっかり話し合う必要はあります。
その上で、次にどうすべきか、
前に進むためのフォローをしっかり行いましょう。
心構え③
『新人の模範となる行動を』
仕事への取り組みや成果の上げ方だけでなく、
お客様への姿勢、結果への向き合い方など
全てにおいて新人の模範となるような行動を心掛けましょう。
新人が信頼するのは、人間的に尊敬できる人です。
この3つの心構えを意識して、新人指導を、
自分自身の成長機会と捉えることができれば、
指導を負担に感じることもなくなるでしょう。
新人と共に、スキルも人間力も磨いていける
そんな指導者になってほシカ!