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「叱る」前にしなくてはならないこと

2018/08/22

あなたは部下や後輩を指導する時どんなことに気をつけていまシカ?

指導の際に大切なこと、ズバリ「信頼関係」を築くことです。

同じ会社に入ってきて同じ部署に配属されているから、指導を任されたから、
「じゃあ今日から僕の言うことを聞いて仕事をやってください」
「あれ?なんでうまくできないの?」
「それ言ったじゃない」

なんて言っちゃうと相手は心を閉ざしてしまいます。もちろん生産性も上がりません。指導といえど人間関係のひとつです。
まずは相手との信頼関係を築く。そして、そのために大切なのは「聞く力」です。

 

東京ヤクルトスワローズの一軍ヘッドコーチの宮本慎也さんが「聞く力」について話している記事を見かけました。文中では宮本さんが北京五輪出場時に監督だった星野仙一さんやコーチの田淵幸一さん山本浩二さんのエピソードやヤクルトスワローズの監督だった野村克也さんのエピソードを紹介しています。それぞれアプローチの仕方は異なりますが、相手と話をし、信頼関係を築こうとする姿勢が垣間見えます。
また、宮本さん自身も現在コーチの仕事をする中で聞く力の必要性を強く感じていらっしゃるそうです。同じことを伝えるのでも、相手の言い分を一度聞くかどうかで納得感が変わってくるそうです。

 

コーチングの基本スキルにも「聞く」というものがあります。

相手の話を否定したり、疑問を挟んだり、意見を挟んだりしないで、最初から最後まで聞く事ができれば、相手は単に話しを聞いてもらったというだけでなく、自分を受け入れてもらったと認識し、相手の安心感を大きくすることにつながります。
人は安心感のある関係性の相手の話であれば、多少耳の痛いアドバイスでも受け入れやすくなります。そして、相手の期待に応えようと努力します。それはそこに信頼関係が築かれているからです。

相手の話を否定せず、疑問や意見を挟まず最後まで聞くとのいうのは案外できていないものです。
自分はどうかな?聞けているかな?と頭の片隅に置いておいて欲シカ!