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『ナギサさん』『半沢直樹』から学ぶ管理職の資質①

2020/10/01

今日で今年度の前半が終了し、明日から後半に入ります。前半は新型コロナウィルスを始め、暗いニュースが多かったので、後半は明るいニュースが増えるといいですね。

 

さて、今週と来週に渡って、今年の夏、大好評だった2つのドラマの主人公から学ぶ
管理職としての資質 について書きたいと思います。

 

まず1つ目は、働く女性に勇気や癒しを与えてくれた『私の家政夫ナギサさん』の家政婦“ナギサさん”
そして2つ目は、「やられたらやり返す、倍返しだ!」が名セリフの『半沢直樹』の主人公“半沢直樹”

まず、ドラマを見られていない方のために、簡単にドラマの内容を説明します。
『私の家政夫ナギサさん』
製薬会社のMRとして働く主人公・相原メイが、苦手な家事をサポートしてもらうために雇った中年男性の家政夫・ナギサさんと巻き起こすハートフルラブコメディードラマ。
『半沢直樹』
大手都市銀行で働く銀行員・半沢直樹(ドラマの前半は出向先の証券会社で働く)が経営難の企業を再建したり、銀行の不正融資を暴くために奮闘するドラマ。

 

この2つのドラマ、キャラクターや仕事観などは全く正反対で、主人公のナギサさんと半沢直樹も全く違うタイプですが、どちらも50歳前後の管理職世代という点では共通しています。

 

■管理職に求められる資質:包容力

家事代行サービスとして働くナギサさんは、完璧な家事の業務をこなしつつ、仕事で疲れ果てて帰宅したメイを内助の功のごとくサポートするとともに、仕事に対するさりげないアドバイスをくれる包容力あふれる、まるでお母さんのような人物。

そんなナギサさんもかつては大手製薬会社で働く優秀なMRでしたが、部下を支えることができなかったことへの後悔の思いから、仕事を通して、人のために尽くすことを信条とし、誰かや社会のために貢献できることが、自身のやりがいにもつながるという利他意識と仕事観を持つようになりました。

「家政婦は女性の仕事」という既存の価値観や線引きにこだわらず、家政夫として顧客のニーズを読み解きつつ、スキルの高い業務に励み続けるナギサさん。彼の利他意識と包容力が、様々な物事を順調に進展させる様子は、これからの時代に求められる一種のミドルエイジの姿でもありました。

 

あなたは、何のために仕事をしていますか?今の仕事にやりがいを感じていますか?
ナギサさんは「お母さんのような包容力」や「誰かの役に立つことに喜びを感じる利他意識」でメイにとってなくてはならない存在となりました。
ぜひあなたも、何(誰)のために仕事をするのか、その仕事は誰かの役に立っているか、そもそも自分はなぜその仕事をやるのかといった仕事観を改めて考えてみられてはいかがでしょうか。

 

来週は『半沢直樹』編です。お楽しみに!

 

参照:『家政夫ナギサさん 管理職世代も学びたい見守る包容力』