有限会社AEメディカル

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こんな指導の仕方、NGです!

2020/04/16

新型コロナウイルスの感染者急増を受け、7都府県に約1ヵ月間の緊急事態宣言が発令されています。ここ福岡でも、この緊急事態宣言を受け、大型商業施設の臨時休業が相次ぎ、街の中は閑散としています。

 

弊社では、在宅時間の多い今だからこそ、ご自宅から気軽に参加できるオンラインセミナーを開催しています。管理職の方向け、働いている20代の方向け、どなたでも受けられるセミナーなど様々な方を対象としたセミナーを実施しています。参加される方の中には、「外出自粛で家にいることが多く、オンラインセミナーを探していた」と言われる方もいらっしゃいます。週に1,2回は無料のセミナーもありますので、ぜひご参加ください。
『オンラインセミナー』
『20代の方向けオンラインセミナー』

 

さて、先週、若手を指導する上で絶対に言ってはいけない一言をご紹介させていただきました。
『長所を伸ばして短所を克服する指導』

今日は、忙しい時についやってしまいがちな指導のNG行為を、特に4月に入社してきた新人の指導に焦点を当てて、ご紹介したいと思います。

 

①「見て覚えなさい」「とりあえずやってみなさい」という姿勢
10年程前までは、「背中で教える」「失敗してもいいからとりあえずチャレンジ!」といった指導でも充分通用しました。しかし、今どきの新入社員には通用しません。
なぜなら、ゆとり教育を受けてきた今どきの新入社員は、「教えたことにはまじめに取り組むけど受け身」「チャレンジすることに臆病」といった特徴があるからです。
彼らに仕事を任せる時には、細かな指示や明確な目標、期限の設定や進捗状況の確認が必須です。

②一度に全部を教える
自分の業務もある中での新人指導は本当に大変です。いくら時間があっても足りません。そんな時はつい、一度に全部を教えたくなるかもしれません。でも、入ったばかりの新入社員は毎日覚えることでいっぱいです。全部を一気に覚えるのは到底不可能です。
まずは、全体像を把握させた上で、一つひとつの作業内容や手順を説明する。やらせてみて、確認し、次の作業内容や手順を説明する、というように細分化して説明し、段階的にハードルを上げていくことが大切です。

③雑務、単純作業ばかりをさせる
忙しい時にやってしまいがちなのがこれ。「ちょっとこれやっといて!」と雑務や単純作業ばかりを押し付けてしまうことです。単純作業ばかりだとうんざりして、やる気がなくなってしまいます。
そのような作業をしてもらう時にも、その作業が会社にとってどのような意味があるのか、雑務や単純作業も重要な業務の一貫だと伝えることが大切です。

いかがでシカ?忙しい時に、あなたもついやってしまっていませんか?
新入社員はすぐに戦力にはなりません。時間をかけて、根気強く育てていきましょう。
新人指導は、ご自身の業務や指導方法を見直すきっかけにもなります。新入社員と共に成長しよう!という気持ちを持ちましょう。