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どこで起業する?

2023/03/23

起業する時「何」をするのかは、
みなさん考えていらっしゃいますが、
「どこで」するのかも
一緒に考えて欲しいと思っています。

東日本大震災からまもなく12年。
福島県南相馬市では、
若手の起業家を呼び込む取り組みをしています。

 

起業家が気軽に働ける
コワーキングスペースをオープンし、
起業までの準備期間、
この施設で寝泊まりできます。

「東北には手縫いのオーダーメイドの
靴の産業がほとんどない状態。
その事業をやれたら面白いかなと」
話すのは靴職人の安藤さん。

「人が住めなくなって
ゼロから地域の人たちみんなで
暮らしや文化をもう一度作っていこうとしている
フロンティアな町だという話を聞いて、
ビビッときた」
と言うのは民家を活用した酒蔵をオープンし、
日本酒に地元産の果実などをブレンドする
クラフト酒を取り扱う佐藤さん。

 

若者を対象に
起業家育成プロジェクトも行っています。

参加している中村さんは
「南相馬が一回、
全部ゼロになっている土地なので、
何か興すとか何かするならベスト」
と起業を目指し活動しています。

 

場所を生かして起業する場合、
佐藤さんのように
地域で取れる農産物などを
生かした商品を取り扱う例などが思い浮かびます。

例えばAという商品を東京で取り扱うと
顧客獲得が大変だけど、
地方に行くとほぼブルーオーシャン
という安藤さんのようなケースもあります。

IT系など商材が場所を選ばないから、
勤務する環境がいい田舎で
開業という例もありますね。

 

今、地方では起業家を呼び込む
施策を実施している自治体が多くあります。
そういう制度を利用するために、
起業する場所を決めるのも有効です。

 

それぞれの場所に
それぞれの「強み」
があります。
場所の強みも自身のビジネスに反映できます
起業の時には、ぜひ「場所」にも
こだわってみてくださいね。

 

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参考:『東日本大震災から12年 “起業家の町”へ 若者たちの挑戦』