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クライアントの気持ちが落ち込んでいるときにコーチにできること

2020/03/04

新型コロナウウイルスによる感染者の拡大が世界中で深刻化しています。

日本各地でも、イベントやスポーツ大会の自粛・中止が相次ぎ、スーパーではマスクや紙製品が不足するなどといった様々な影響が出ています。企業ではテレワークが導入され、全国の小中学校は今週から臨時休校となる本当に深刻な状況です。

テレビで連日感染者のニュースが飛び交うと、体調が悪いわけでもないのに、なぜか気持ちが落ち込んでしまいます。
そんな時こそ、「コーチ」の役割って大切です!

 

例えば、クライアントが
・気持ちが落ち込んでいる
・やる気がない
・行き詰まりを感じている
・行動にブレーキがかかっている
・不安や恐怖を感じている
・一つの考え方に囚われている
などといった時に、コーチはクライアントの「視点を変える」ことが重要です。

 

人はどうしても目の前のことにフォーカスしがちです。
「嫌だな」「面倒だな」と思っていることを、「やってみよう!」「楽しい!」と捉え方を変えることで、同じことでも行動のスピードが格段に上がります。行動量が増えると、当然結果も出てきますし、目標達成率も上がっていきます。

 

特にビジネスにおいて、一つのやり方や考え方に固執している方が多くいらっしゃいます。
人は、何気なくしている行動が自分の「当たり前」になってしまっていて、いざ視点を変えようと思ってもそれに囚われてしまうことが多いものです。
そんな時、コーチは、その人に「視点を変える」ための質問を投げかけ、答えは一つではないということに気づかせることが大切です。

あらゆる視点で考えさせるよう、フォーカスを変えることはコーチにとってとても重要な役割の一つです。周りが見えなくなっている時に、一歩引いた状態で自分のことを客観的に捉えることで、これまでとは違った見方ができ、新たな気づきを得ることができます。

 

そして、やる気が出ない時や行き詰まりを感じた時などに行動を変えるためには、いつもと違うこと、いつもと違う選択をしなければならない時もあります。そんな時、優秀なコーチは、クライアントの話をよく聞き、行動を観察し、その時に必要な質問を投げかけます。

 

もし、今、あなたのクライアントの気持ちが落ち込んでいるなら、「視点をプラスに変える」質問を投げかけてみてください。
「今の状況を少し離れてみるとどうですか?」
「今回をプラスの機会に捉えると、何を大きく変えますか?」
「この機会だから何かを始めるとしたら?」
「あなたの尊敬する○○さんなら、この状況をどう乗り越えると思いますか?」
「5年後、どんな自分になっていたいですか?」

 

今回のコロナウイルスによる影響が一刻も早く沈静化することを願います。