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ダルビッシュ選手のコミュ力に学ぶ新人育成

2023/03/02

WBC日本代表、最年長のダルビッシュ有選手の
コミュニケーション力が
“歩く教科書”
と言われていることを知っていますか?

今、WBCのニュースを
見ない日はないというほど
盛り上がっていますよね。
今回は、
メジャー組も代表入りしているので楽しみです。

 

そんな中、慣れない環境に気疲れしていたのが、
今回初めて代表に選ばれた
オリックスの宇田川選手でした。

そんな宇田川選手を気づかい、
投手陣で開かれた食事会で
「宇田川選手、ごちそうさまです!」
と突然、おじぎをしたダルビッシュ選手。

これに続き、投手全員が
「ごちそうさまです」
と頭を下げたことで、宇田川選手は一気に
チームに打ちとけることができ
「自分を出してもいいんだ」
と思えるようになったそうです。

 

また、キャンプ前に自チーム監督から
減量を命じられていた宇田川選手は、
空腹で練習に集中できない
こともあったようです。

そんな宇田川選手のお腹を触り、
「全然太ってないやん!」
と声をかけたのがダルビッシュ選手。

「無理に食べないで(体重を)落とすと、
パフォーマンスも落ちるよ」
とアドバイスをうけたことで
肩の荷がおり、
「食べた分は、動いて自己管理をする」
気持ちを切り替えるきっかけ
になった
そうです。

 

短期間でチームをつくらなければならない状況で
技術のことはもちろん、
悩んでいる選手に対して
率先して声をかけ、ユーモアを交えながら
コミュニケーションを取って
居場所をつくってあげる

これは組織において、
特に、新人を育てる上でとても大事です。

 

新人は上司や先輩から指導をうけるときに
「忙しいのに自分ために
時間を割いてもらっている」
という負い目を感じています。
自分の存在が負担になっているのでは
と感じてしまう新人もいます。

なので、
「ここにいてもいいんだ」という
安心感や雰囲気を
つくる
ことは重要なのです。

 

・名前をよんであいさつする
・変化にきづいて伝える
こんな簡単なことでも、
居場所をつくることはできます。
ぜひ日頃の声かけで、
心がけてみてください。

 

参考:
『タクシー車内で「太ってないやん」 ダルビッシュが侍投手陣を“わしづかみ”できるワケ』
『全員集合の“宇田川会”に「胸が熱くなった」 ダルビッシュにファン「理想の先輩」』