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ドーハの歓喜を呼び込むマネジメント術とは?

2022/12/14

ワールドカップ(W杯)カタール大会で
スペイン、ドイツを破り、
16強入りしたサッカー日本代表。
毎試合とても興奮しました。
W杯という四年に一度の大舞台で
結果を残せた日本代表チームの背景には、
森保監督流の
マネジメントがあったと思います。

選手の発言からみてみましょう。

「5バックでいくことが決まった時に、
どう(ボールを)取りにいくか、
どうブロックを組むかは
スタッフともみんなで話しました
スタッフの指示もしっかり受けながら、
選手の意見もしっかり言いながら
みんなで作り上げた感じです(谷口彰悟)」

「『自分が言ったことを全てやってくれ』
という監督ではなくて、
 共に何かを作っていきたいと、
選手の意思を尊重してくれる

監督なので、
大きくプラスに作用している
と思います(柴崎岳)」

森保監督は「これをやれ」と
全てに指示を出すような
トップダウン型の指導者では
ありません。
むしろ積極的に
選手たちの意思を引き出し、尊重し、
双方の考えをまとめて
最終的な答えを提示すタイプ。

ゲームプランには監督や
スタッフの意向だけでなく、
おのずと選手たち側から
提案した戦い方も多分に含まれるため、
より納得感のある状態で
ピッチに入れます。
同時に
「自分たちが決めたことだから、
しっかりやらなきゃ」

という責任感が強まる効果も
期待できます。

森保監督自身も
「我々のチームであれば、
選手がいて、スタッフがいる。
スタッフにも、監督、コーチ、
広報、メディカルなど、
組織の中でいろいろ役割がある。
チームのためにそれぞれの役割から
責任を全うして、
お互いがつながって、
チームを機能させて、
貢献して、
試合に向かう、
試合に勝つという考え方」

と話しています。

このような
トップダウン型ではないマネジメントは、
近年会社組織の中で求められている
マネジメント
とも重なります。
スタッフが
意見を聞いてもらえることで
自主性もコミットメントも高まります。
スタッフみんなが高い意識を持って
関わる組織であれば、
結果が出るのは自明の理
です。

森保監督が使っている影響で
今ノートがバズっているそうですが、
僕的にはノートよりも
マネジメント手法に
着目してほしいと思っています。

 

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参考:『「正直、えぐい」森保一流マネジメント。サッカー日本代表を躍進に導いた「意思の共有と尊重」』