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大谷選手に学ぶ、モチベーションの保ち方

2022/01/12

皆さん、今年の目標は決めましたか?
目標を達成するためには、行動を起こさなければなりません。そして、その行動を継続させるためにはモチベーションを維持する必要があります。
昨年、大活躍した米メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手がこれほどまでに活躍できたのは、1年間モチベーションを切らさずにいられたからでしょう。
「今年こそ目標達成したい!」「いつも途中で目標を手放してしまう」という方、ぜひ大谷選手に学びましょう。

 

モチベーションには、大きく分けて「内発的モチベーション」「外発的モチベーション」の2つがあります。
目標を達成するためには、「内発的モチベーション」が重要になります。

 

(1)大谷選手の内発的モチベーション
①探究心
あるインタビューで大谷選手はこう答えています。
「(前略)『これさえやっておけばいい』というのがあれば楽なんでしょうけど、たぶんそれは『ない』と思うので。正解を探しに行きながら、ピッチングも、バッティングもしていたら楽しいことがいっぱいありますからね」

仕事の多くは、日々のルーティンワークのくり返し。大谷選手にとっても、ただ単純にボールを投げ、打つ練習は、典型的な作業です。
しかし、「より良いバッティング」や「より速い球を投げるピッチング」をテーマに探究心を持てば、その単純な作業もおもしろい作業に変化し、モチベーションとなります

 

②自己実現の欲求
アメリカの心理学者・アブラハム・マズローが提唱した『5段階欲求説』によると、人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されており、下から「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現の欲求」と積みあがっていきます。
そして、このピラミッドの内、下4つは欲求が満たされれば、すぐ上の欲求に移行する欠乏欲求、一番上の「自己実現の欲求」だけが存在欲求だとしています。

大谷選手にとって「なんとしても、生きているうちに最高の自分にめぐり合いたい」という究極の自己実現の欲求こそが、とても魅力的かつ安定的なモチベーションになっていたのです。

 

(2)大谷選手の外発的モチベーション
内発的モチベーションの対極、ご褒美を与えられることによってやる気を発揮するのが「外発的モチベーション」です。外発的モチベーションを左右する要素となるものに3つあります。
①金銭報酬、②肩書報酬、③裁量(責任と権限)報酬です。

あるインタビューで大谷選手はこう語っています。
「基本的に僕は何事も人に相談することが好きじゃなくて、人に相談する時は考えて考えて考え抜いた後にするって決めているんです」

大谷選手は、やるべきことを自分自身でしっかり考えて決断し、その責任は自分自身にあること、その裁量権は自分自身にあることを理解した上で、それをモチベーションに変えているのです。

 

いかがでシカ?
大谷選手のモチベーションとなったキーワードは、「探究心」「自己実現」「裁量(責任)」です。
あなたは今年決めたその目標に何を求めますか?
日々の単純な行動の中に何を見出しますか?

今年、1年間継続して行動を起こすために一度考えてみてください。
そして、一年後の結果はあなた自身の裁量であることを忘れないでください。
目標達成に向かって一年間、頑張りましょう!

 

参考:『限界を感じたことは一度もない…大谷翔平が高校時代から続けている「やる気を出す方法」』