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帰宅電車での睡眠はNG!?

2018/02/07

通勤中、もしくは仕事が終わって家に帰る際、電車の中で寝るという人は少なくありません。
仕事が忙しくて、ろくに眠る時間もないビジネスパーソンの間では、「通勤時間を睡眠にあてています」と言う人も少なからずいる。例えば、家で5時間しか眠れなくても、片道30分ずつ眠れば1日6時間眠れる計算になる、というわけだ。しかし、睡眠時間というものは単純に足し算してもいいのだろうか?

睡眠は1日合計で何時間取ればいい、というものではないのだといいます。脳や体の疲れを取るには、「徐波睡眠」という深い睡眠だけではなく、睡眠の後半になって出てくる「浅(せん)睡眠」も必要だからです。短時間睡眠でも“深い眠り”は取れますが、問題は“浅い眠り”が取れないこと。徐波睡眠は眠ってから3時間以内に出る状態で、あとは時間とともに眠りが浅くなっていきます。3~4時間しか眠らない寝不足の人でも、実は前半部分の徐波睡眠だけはしっかり取れています。しかしそれでは不十分だから寝不足になるのです。

よって、昼寝は時間帯も大切です。同じ20分眠る場合でも、時間帯が早ければ早いほど、夜の睡眠への影響が少なく、徐波睡眠を減らさないことが分かっています。特に午前中の仮眠なら夜の睡眠にほとんど影響しません。

つまり、昼寝よりも“朝寝”。朝の出社時の通勤電車は睡眠不足を補うにはもってこいの場所ということです。帰りの電車で眠ってしまうと、家に帰ってから寝付きにくくなるし、徐波睡眠も減って眠の質が非常に悪くなります。いくら眠くてもガマンして、帰宅してから早めにベッドに入るようにしたほうが、睡眠の質が上がって疲れも取れます。この習慣は強く意識したほうがいでしょう。

睡眠不足の時、何気なく空いた時間に睡眠をとってしまいがちですが、やはりまとまった睡眠時間が大事なのですね。

しっかり眠って疲れを取りたカ!

参考URL:http://president.jp/articles/-/24268