福岡ソフトバンクホークスが、3年連続日本一に輝きました。レギュラーシーズンはリーグ2位と悔しい思いもしましたが、クライマックスシリーズでは初戦黒星スタートとなったものの、その後10連勝し、見事にシリーズ制覇を果たしました。地元球団の日本一はやっぱり嬉しいですし、盛り上がります。

短期決戦を制し、見事3年連続日本一になったホークス。その強さには3つあると思います。選手層の厚さ、工藤監督の先手先手を打つ采配、そしてなんと言っても育成力。
絶対的エース千賀投手、強肩と巧みなリードで相手打線を封じる甲斐捕手、攻守共にバランスの優れた牧原選手、代走の切り札周東選手。これら育成出身の選手の活躍は素晴らしかった。もちろん、育成選手を育てる環境の良さも一因にあるとは思いますが、彼らの活躍の裏には上を目指すハングリー精神と向上心があったに違いありません。

また、今季は故障に悩まされたシーズンでもありましたが、出てくる選手がここぞとばかりに結果を残しました。チーム内の競争意識の高さを感じました。
そして、大事な場面ではやっぱりベテラン選手。短期決戦の戦い方を知っているベテラン選手は頼りになります。

若手もベテランも勢いのあるホークス。個々の強さがチームの強さにつながり、その強さを最大限に引き出した工藤監督の采配。来季こそリーグ優勝も果たし、完全な「日本一」を目指してほシカ！