有限会社AEメディカル

資料請求

怒りをエネルギーにスイッチしよう!

2022/02/16

皆さん、北京五輪見てまシカ?

先週末は平野歩夢選手(23歳)が
スノーボード男子ハーフパイプで
日本スノーボード界史上初となる
金メダルを獲得しました。

平野選手は15歳の時に、
ソチ五輪(2014年)に初めて出場し、
銀メダルを獲得。冬季五輪での
日本人最年少メダリストになりました。

昨年の東京五輪では
スケートボードで出場し
二刀流でも話題を呼びました。

平野選手といえば、
どんな状況にも動じない
“鉄のハート”とも言えるメンタルと
冷静さを持っています。

そんな平野選手、
金メダル獲得後のインタビューでは
“怒り”を露わにする場面もありました。

今回のハーフパイプ決勝では、
各選手が3回滑って、
その内の最高得点で順位を競います。
平野選手が怒りを感じたのは、
2本目のジャッジについて。

 

「納得がいかなかったですね。
正直、全然おかしいなと思って、
どういうジャッジしているんだと。
でも点数出ちゃっていたし、
その場でどうこう言って変わる
問題でもないので、
結構もう正直自分の中では、
笑えないというか、
怒りが自分の中で出ちゃっていた部分が、
いいスイッチになったのかな」

 

2本目の滑りで、
人類史上最高難度と言われる
試技に成功するも点数が伸びず
この時点で2位。
同じ構成で挑んだ3本目では、
2本目を上回る完璧な滑りを披露し、
誰もが納得の逆転で金メダルを獲得しました。

平野選手が
2本目の点数に納得していないことは
見ている側からも明らかでした。
しかし、ジャッジに対して声を荒げたり
何かを攻撃したりすることもなく
“怒り”の感情をやる気という
エネルギーに変えました

 

“怒り”は、
人が感じる自然な感情ですが、
怒りの対象となる相手や環境、
起こった出来事に意識が向きすぎると
怒りに振り回されて、
無駄なエネルギーを使ってしまいます。

平野選手は
他人や環境のせいにしても
ジャッジが変わることはない、
すぐに気持ちを切り替えて
怒りを次のパフォーマンスの表現へ
うまく変換したのでしょう。

 

なかなか簡単なことではないですが、
怒りをぶつける対象を
外側に求めるのではなく、
内側(自分自身)に向けることで
やる気やモチベーションに変わります。

もし、怒りを感じた時には、
その感情に支配されないよう
スイッチしていきましょう!

 

参考:『【スノボハーフパイプ】平野歩夢2回目は「正直おかしいな、どういうジャッジしているんだと」』