先週は、新しく日本ハムファイターズの監督に就任した新庄氏ご自身の目標達成についてお話ししました。
派手な印象をもつものの、実はしっかりとしたビジョンを持ち、地道に努力される新庄氏は、目標である「監督になる」を達成されました。
今週は彼のリーダーとしての姿について２週に渡りお話しします。

新庄監督ことビッグボスのリーダー像のキーワードは４つです。
1.ワクワク感
2.自分の可能性を信じることができる
3.自信過剰のエネルギー
4. 正しい努力を積み重ねる
今週は２つご紹介します。

1.ワクワク感
新庄氏は現役時代から伝説に事欠かない人物でした。
敬遠球をタイムリーサヨナラヒットにしてしまったり、オールスター戦でホームスチール。
スパイダーマンやカエルなどのかぶり物を被って登場したり、ハーレーダビッドソンのトライク（三輪バイク）を運転しながら入場したこともありました。
彼のパフォーマンスは「新庄劇場」と呼ばれ、そこにいるだけでファンをワクワクさせることができるのが新庄選手でした。
監督に就任してもその「ワクワク」は健在でした。

監督就任会見では「変えていく」というフレーズを繰り返し使い、何か嬉しい変化が起こりそうというワクワク感を感じました。
選手に対しても「レギュラーなんて1人も決まっていません。（選手同士の）争いをどんどんさせたいと思います」と言っていました。
自分も試合に出るチャンスがあると思うと、ワクワクしない選手は少ないでしょう。

実際に選手たちは、新庄監督のＳＮＳをチェックしたり、以前の姿をメディアで見たりしては「おもしろい、すごい」などと言っているのだそう。
チームの雰囲気が変わっていくワクワクを選手も感じています。

2.自分の可能性を信じることができる
人間の能力は、強い願望に支えられた努力で無限に広がると稲盛和夫氏（京セラ創業者）は言っています。
自分の可能性を信じてこそ、予測不可能な困難に立ち向かい新しいことを成し遂げられるのです。
実際に新庄監督は球団から来た１通のメールに可能性を感じ監督を目指し、実現させたのは先週のブログでもご紹介した通りです。

次週はこの続きをご紹介しますね。

参考：
『なぜ私たちは “ビッグボス” 新庄剛志監督に期待を抱かずにはいられないのか？』
『新庄剛志監督が就任会見で見せたリーダーの資質』