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日本一の名監督に学ぶ、今どきの若者の指導方法

2019/04/04

先週金曜日、プロ野球の2019年シーズンが開幕しました。
プロ野球で一番活躍している、いわゆる「脂ののっている年代」って何歳ぐらいかご存知でシカ?
よく言われているのは28歳前後です。
そう!今どきの若者世代なんです。

高校卒業してすぐ入団する選手も多くいますから、プロ野球選手の多くは「今どきの若者」ともいえます。
あなたが部下・後輩指導に悩んでいるなら、プロ野球の指導方法を参考にしてみるのもいいと思いますよ。
2018年日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスの監督工藤公康さんは、どう若手を指導しているのでしょうか?

 

工藤公康「ゆとり世代選手はこう伸ばす」無言で選手動かす監督の威厳いらぬ

昔は、「つべこべ言わずに言われた通りに練習しろ」という指導でしたよね。反論なんかしたら練習を倍に増やされた。ただ、意味がわからずにやっていたことでも、「あぁ、あのときにやってたから、よかったんだ」って思えることがあるんです。でも、トレーニングの効果が出るのってすごく先なんですよ。何年も先だったりする。ですので「何のためにやるんだろう」と疑問を持ちながら取り組むよりは、選手もその意味を理解してからやったほうがいい。そのため、理論や目的を伝えるように心がけています。

上の世代の監督さんはドンと構えて、威厳があって、無言で選手を動かす力があったと思うんです。でも今の子たちを考えると、それだけではダメかなと思いますね。やはり「ちゃんと見ているよ」ということを伝えてあげて、「頑張れよ」と一言声をかけるだけで、モチベーションも上がるし、変わっていける子が多いと思いますね。

 

「今どきの若者は受け身で消極的」「何を考えているのか分からない」なんて聞きますが、子どもの頃から景気の良い時期を知らない分、実は自分の価値を高めることに貪欲なんです。
その彼らを上手くスキルアップに導けるかのカギを握るのが声のかけ方、コミュニケーションの取り方です。
工藤監督のように「ちゃんと見ているよ」「頑張れよ」と声をかけるところからはじめてみてはいかがでシカ?