有限会社AEメディカル

資料請求

渋沢栄一の言葉と共にコロナを好機に!②

2021/03/04

先週から2回連続で、不安な日々が続くからこそ紹介したい渋沢栄一の言葉についてお話ししています。
今回は2回目です。前回は、社会をより良いものにするための理想を伴った欲=夢を持つことが大切だというお話をしました。
では、どう実行に移せばよいのでしょうか。

 

『自分からこうしたい、ああしたいと奮励さえすれば、大概はその意のごとくになるものである。
しかるに多くの人は自ら幸福なる運命を招こうとはせず、かえって手前の方からほとんど故意にねじけた人となって逆境を招くようなことをしてしまう。』

 

多くの人は目標や夢を考えるとき、取り組む前から「どうせダメだから」と自分に言い訳をしてまじめに取り組まなかったり、途中であきらめたり、挑戦しなかったりします。
そしてその結果、もっと悪いことを招くことがあります。

ダイエットを思い浮かべれば容易に想像がつきます。
本当は痩せて健康的な生活を送りたいのに、「どうせまた失敗する」などと言い訳して取り組まなければ、理想の自分は手に入らず、鏡を見るたび・健康診断の結果を見るたびに暗い気持ちになるでしょう。
そんな生活を続けていたら、あっという間に病気に…なんてこともあるでしょう。
「ああなりたい」「こうしたい」という欲があっても取り組まなければ、そこへはたどりつけないのです。

 

一方でこまかく目標設定をしすぎて、うまくいかないこともあります。
自分で自分を決めすぎて、そのとおりでなければと自分を縛り付けてうまくいかない。
そんなのは100メートル先の針の穴に糸を通すようなものです。決めすぎてもうまくいきません。

そういう場合は自分自身が何をしたいのかという「やりたいベクトル」=理想の方向性をはっきりさせます。
ゴールの方向を決めて、やりながら調整するのです。
一生懸命取り組めば、幸福なる運命=夢・理想・目標の実現を招き入れることができます。
とにかく「こうしたい・ああしたい」ことを強く念じて、未来を信じて、自分の信じる道を突き進むことが一番です。

 

不安な時は、自分を見つめなおしてみる良い機会ととらえてはどうでしょうか。
自分はどうしたいのかという理想や欲求をもう一度はっきりとさせ、「やりたいベクトル」を決めましょう。
そして今すぐ取り組んでほシカ!

 

参考:『渋沢栄一が「自分の未来に悩む30代」に贈る言葉』