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若者に急増している「いい子症候群」とは!?

2022/05/01

先日、弊社のスタッフがこんなことを言っていました。

子ども(小学2年生)の授業参観に行ったら
自分の子どもが全く発表しない。
授業は熱心に聞いているし、
ノートもしっかり書いている。
授業の内容は理解している様子なのに全く手を挙げない。

子どもが帰宅してから
手を挙げなかった理由を聞いてみたところ、
こんな返事が返ってきたそう。
発表して目立ちたくない。

スタッフ(30代)が小学生の頃は参観日といえば
お父さん、お母さんに
「いい所を見せたい!」
「発表してほめられたい!」
と普段より張り切って
手を挙げていた記憶があっただけに
少し残念に思ったそうです。

 

スタッフのお子さんはまだ小学2年生ですが、
今の10代後半から20代前半の
「Z世代」と呼ばれる若者たちの間で
・目立ちたくない
・他人の気持ちが怖い
・自分の意見を言いたくない
・埋もれていたい
このように考える「いい子症候群」が増えているそうです。

彼らは、一見さわやかで若者らしく
協調性があるいい返事をして、
言われたことは素直に聞くし、
指示された作業はしっかりやります。

しかし、
目立ちたくない、埋もれていたいから、
もちろん出世は望まないし、
上司に自分の意見を言うこともありません。
人前でほめられることも苦手です。

 

その根底には、
“人にどう思われているのか怖い”
“周囲の目が気になる”
という心理があるからです。
ネットやSNSが普及し、LINEグループの世界観で育った彼らは、
協調性を意識しすぎる傾向があります。

グループの中で一度でも嫌われてしまうと
それが目に見えない形で広がっていきます。
それが分かっているから、
ターゲットにならないように姿勢を低くして
「いい子」でいようとするのです。

 

このような価値観を持つZ世代に対して
どう関わればいいのか分からない
何を考えているのか掴めない
と頭を抱えている
管理職やリーダーの方がとても多いです。

しかし、これから会社を
支えていってもらわなければならないZ世代。
まずは彼らの価値観を理解することが一番大切ですが、
具体的な指導方法としてコーチングは非常に有効です。

 

そのあたりを詳しくお話するセミナーを5月に開催します。

5月28日開催
『“若手社員育成の壁”を打破するコーチング勉強会』

若手社員に対して世代間ギャップを感じている
管理職・リーダーの方、ぜひご参加お待ちしています。

 

参考:『「人前で褒めないで」学校裏サイト、見えないLINEグループ…“いい子症候群”の若者が増えた理由』