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“謎マナー”押し付けていませんか?① ~マナーの基本編~

2021/07/01

皆さんは、ビジネスや冠婚葬祭、食事の場面などに存在する“謎マナー”をご存じですか?

「ビールを注ぐ時にはラベルを上にする」
「書類に上司のハンコがある時には上司に向けてお辞儀をしているように傾けて押す」
「エレベータに乗る順番は上司を優先的に」
「会議や飲み会の席は奥が上座」
など、社会には“謎マナー”と呼ばれる暗黙のルールが蔓延していて、当たり前のようにこの謎マナーを厳守している人もいます。
自分自身が厳守するだけならまだマシ。
相手にも押し付けて守らせる人もいるようです。

 

そして、最近、コロナ禍のオンライン会議で、新たな“謎マナー”が生まれているようです。
「画面上の席次にこだわる」
「会議の10分前にはログインする」
「オフ時は主催者が会議を終了するまで頭を下げて待つ」など

参考:『日本は“マナー大国”?謎マナー乱立の理由をマナー講師に聞いた』

 

そもそもマナーとルールの違いは何でしょうか。
●ルール:規則。社会の秩序を保つための決まり事。罰則を伴うことがある。
●マナー:礼儀。円滑な人間関係を築くための配慮・思いやり。罰則はない。

自動車運転で考えると、
スピード違反や信号無視は交通ルールで、違反した場合には罰金や減点などの罰則があります。
無理な割り込みをしない、合流地点では相手に譲るなどは交通マナーで、守らなくても罰則があるわけではありません。

つまり、マナーは、お互いが気持ちよく過ごすための心遣いなのです。
どんなことをしたら相手が心地よく感じるか相手への思いやりを行動に表すことがマナーなのです。

マナーは決して強制するものではありません。過剰なマナーを相手に押し付けることはマナー違反です。
ビジネスの場面では相手に敬意を払う、食事は楽しく、が基本です。

 

次回は、オンライン会議でのマナー、良好な人間関係を築くためのマナーについてお話したいと思います。
来週もぜひ読んでほシカ!