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鬼コーチに共通するコーチングの考え方

2021/10/27

秋が深まってきましたね。10月も最終週、今年もあと2ヶ月ちょっとです。
今日は、鬼コーチと言われた2人の名コーチが「コーチング」における共通点を語った対談記事をご紹介します。
1人目は、東京五輪でバスケット女子日本代表を銀メダルに導いたトム・ホーバス氏。もう1人は、2015年のラグビーW杯で世紀の番狂わせを起こした前日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏

 

2人の共通点は、今の時代背景に合ったコーチングのやり方で若手選手を育てていること。
●トム氏
いまだにパワーバスケが幅を利かせていた世界の女子バスケット界のスタンダードを変えたかった。漠然と練習しても意味がないと指摘
●エディー氏
日本にはびこる「根性練習」の問題点を、集中力の低下にあると喝破

 

ふたりは強化のプロセスの中で、長時間練習に耐えられるのが日本人の強みと認め、休憩を効果的に取りながら、課題を明確にする練習プランを作り、実行しました。
特に、若手選手の育成に関しては、このような見解を持っているようです。
●エディー氏
1990年代中盤以降に生まれたジェネレーションZには、すべてを教えるよりも、選手自らが学び取るコーチングの方が効果的と見ている
●トム氏
日本の若い世代の選手たちが、上の世代とはまた違ったメンタリティを持っていると考えている

 

夜遅くなるまでひたすらボールを追いかける(ビジネスの世界では身を粉にして働く)ことが「当たり前」と言われ、美徳とされ、そうすることでどこか安心感を得ていた時代もありました。しかし、この2人のコーチは、長時間練習に耐えるだけの根性を日本人の強みであると理解した上で、若い世代にはアプローチ(コーチング)の仕方を変えて能力を伸ばしています。
つまり、今の若い世代の能力を最大限に活かすためには、コーチング的な関わり方が適しているということです。

がスポーツ界で番狂わせを起こすほどの好成績につながっているのでしょう。

今の若い世代に、根性論は通用しません。部下指導においても、その時代背景や社会情勢に合った指導をする必要があります。

 

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参考:『日本人がやりがちな「根性練習」「長時間練習」の大問題…バスケとラグビーで日本代表を勝たせた外国人“鬼コーチ”が語る』