あけましておめでとうございます。
2025年がスタートしました。
本年も皆さまのお役に立てる情報を
お伝えしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
新年を迎えるこの時期、
管理職・リーダーとして
「今年こそチームをより良い成果へと導きたい」
と意気込んでいる方も多いのではないでしょうか?
そのためには、チーム全体が
目標に向かって一つになれる
「心理的安全性」
の土台作りが欠かせません。
心理的安全性が高い環境では
個々のメンバーが能力を発揮しやすく、
チームの目標達成力が飛躍的に向上します。
ところで、皆さんは、箱根駅伝を見ましたか?
2年連続8度目の総合優勝を果たした
青山学院大学。
圧倒的な走りっぷりで
チーム力の強さを感じました。
チームを率いる原晋監督は、
過去のインタビューで
寮生活の中での
心理的安全性の大切さについて、
このように語っていました。
『寮生活の中で、
「なんでも話していいんだよ」
という空気を、十数年かけてつくってきました。
そういう組織形態の中で
育ててきた子どもたちが、
いきいきと自分の言葉を発する。
そこに私が意欲をかきたてるような
言葉のトリックを使って、
学生たちの心の扉を開かせるんです。
その大前提として、
「前向きな話をすることはいいことだ」
「自分の意見をするのはいいことだ」
ということを
組織全体に根付かせることが大切です。
「心理的安全性」をつくり出し、
それを継承した学生たちが
後輩との会話の中で
ネガティブをポジティブな
方向にしなければいけないね。』
大会後の選手のインタビューでは
「皆んな仲が良い。
上下関係が薄いので
後輩が先輩にも意見を言いやすい」
というようなことも
言っていました。
21年間で8度の優勝を果たしている青学。
そのチーム力の強さの裏にある
心理的安全性の大切さ
を改めて感じました。
青学の選手は
“目標管理シート”と呼ばれる紙に、
毎月のチームのテーマ、
個々の目標を手書きで書き、
それを達成するために
何をするべきかを
選手だけで話し合う
目標管理ミーティングを
行っているそうです。
管理職リーダーの皆さん、
今年のチーム目標、
個々の目標を達成するために
心理的安全性の高いチームを目指しましょう!
参考:
『青学・原晋監督、「勝てるメンタル」は型破りなポジティブ思考から』
『底なしに強い青学陸上部。破ればどこにいても呼び戻される“鉄の掟”は、驚くほど「当たり前のことを当たり前に」』