僕のもとに、新入社員や若手社員についての相談がよく来ます。その内容はやはり「今の若い人がわからない」というもの。今の若い人たちはマイペース、メンタルが弱い、自由奔放など「ゆとり」の悪いイメージがつきもの。そんな中、こんな記事を読みました。
ゆとり教育の申し子 「ネコ型新人」こそ時代を切り拓くhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180416-00000003-pseven-bus_all
理想の部下をイヌ型、ネコ型で例えるとどちらのイメージでしょうか?
従順なイヌを想像し、イヌ型と答える人も多いかもしれません。
しかし、今はネコ型が求められているというのです。
ネコ型の特徴は
・気が向いた仕事にはのめり込むが、興味がなければやろうとしない
・調子に乗ると先輩やお客さんにもタメ口で話し、周りをハラハラさせる
・上司や同僚が忙しそうに働いていてもお構いなく定時に帰る
・入社早々、友人と旅行に行くからと有給休暇を申請してくる
・けれども頭の回転は速く、けっこう仕事ができる
・派閥争いには加わらず、いつもマイペースだが意外と人に好かれる
などなど、「今どきの若者」の特徴が詰まっています。ではなぜこんなネコ型が必要とされるのか。それは、従順で忠実なイヌ型の仕事がAIにとって代わられるからだといいます。自分で考え自分で道を切り開いていけるかどうかがこれから重要になってくるということらしいのです。
ネコ型の持ち味である直感や遊び感覚がITに代替されないこと、上下関係ではなく、メンバーや顧客とフラットな関係で仕事ができるのもネコ型の強みだといいます。
評判の悪かった「ゆとり教育」ですが、ゆとり教育で育った「今どきの若者」には社会で必要とされる魅力が実はたくさんあるのです。
また次の機会に、今どきの若者の強みについて書きたいと思います。
今どきの若者のこと、もっと知ってほシカ!