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あなたもやっていませんか?「なぞなぞ形式・部下指導」

2018/05/16

ゴールデンウィークも過ぎ、いつもの生活に戻ってきた今日この頃。
いかがお過ごしでしょうか?五月病気味だという方もいらっしゃるかもしれませんが、気合を入れなおして頑張りましょう。

さて、「フィードバック」という言葉を聞いたことがありますか?
ビジネスマンの方にとってはよく使う言葉かもしれませんね。
一般的には「反省会」のような意味で使っている人が多いかと思います。

そんなフィードバックですが、「なぞなぞ形式」でやってしまう上司がいるんだとか。
以下の記事をご覧ください。

https://news.yahoo.co.jp/byline/nakaharajun/20180406-00083623/

この記事から引用すると、

上司 「なんで?」
Aさん「ですので、ニーズを・・・申し訳ございません」
上司 「で、なんで?」
Aさん「わたしがしっかり、ニーズをとらえてなかったと思います」
上司 「わかってんじゃん。今度、気をつけてね」
Aさん「はい、わかりました。以後、気をつけます」

「なぞなぞ形式」ではこんな終わり方をする人が多いそうです。

「質問―回答―正解・不正解の通知」の連鎖で、部下は上司があらかじめもっている答えを「当て」にいき、そして最後は「謝罪」で終わる、という「なぞなぞ形式」。「行動の改善」について1歩踏み込んだ会話は、何もなされていないところが問題です。

指導の一環であるフィードバック。フィードバックは「相手の存在を認めること」を伝えるスキルであり、もともと工学系の用語で、「出力(結果)を入力(原因)側に戻す操作のこと」です。この用語が有名になったのは、アポロ計画だといわれています。宇宙のロケット(アポロ)が無事に目標地点に到着するには、アメリカ航空宇宙局(NASA)と交信しながらロケットの軌道を的確に修正する必要があります。この軌道修正のやりとりがフィードバックです。

人は第三者からフィードバックをもらうことで、自分自身では見えないところや気づかないところに気づき、行動を軌道修正することができます。「なぞなぞ形式」で圧迫的&謝罪させて終わり、ではなく本人にとって意味のあるフィードバックをしてあげましょう。

自分の指導を振り返ってほシカ!