4月に入り、
新社会人のスーツ姿をよく見かけます。
入社式と研修を終え、
いよいよ現場に配属されるころでしょうか。
コロナ禍を経た今、
仕事に対する価値観や
コミュニケーションのあり方が
特にZ世代を中心とした若手で
激変しているなと感じています。
教育業界に30年いる僕ですら
驚かされることが多いので、
Z世代の新人を指導する方は、
そこを理解したうえで、
指導にあたらなければ
せっかく入社した新人を
すぐに辞めさせてしまう
ことになりかねません。
今日のブログは、
Z世代の新人を指導するときに
絶対にやってはいけない
3つのコミュニケーションを
ご紹介したいと思います。
①自分たちが受けてきた指導と比較しない
Z世代は、
個人を尊重される環境で育ってきたので、
「私たちの時代は…」
と価値観を押しつけられると
一気にやる気をなくします。
言った側は何気ない一言でも
新人にとっては、
価値観を否定されたと
捉えられることもあり、
自発的な発言や行動の
さまたげになってしまいます。
会社が大切にしている理念を
曲げる必要はありませんが、
丁寧な説明が必要です。
②「見て学べ」は無関心
Z世代はSNS上で自己表現を
することが当たり前なので、
「いいね」をもらうことで
承認欲求が満たされます。
できるようになったことや
がんばったことに対して
プラスのフィードバックがないと、
不安に感じてしまうので
細かく「いいね」を伝えましょう!
③成長意欲は「自分らしさ」
Z世代は、ワークライフバランスを
重視する傾向があります。
給料を上げることよりも定時で帰ること、
出世よりも趣味が
モチベーションになる人が
一定数いるのです。
仕事でも「自分らしさ」を
大切にする世代なので、
個人の目指す方向に合わせた指導を行うと、
新人側も能力を発揮しやすくなります。
いかがですか?
この3つを心得ておくだけでも
お互いのジェネレーションギャップに
まどわされることも
かなり減ると思います。
受け身で一見やる気がないように
見られがちなZ世代ですが、
実は「会社に貢献したい」
「成長したい」という意欲は
しっかり持っています。
そこをうまく引き出してあげる
関わり方をしていきましょう!