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「風通しの良いチーム」が成果を生む――強豪校から学ぶ令和の組織運営

2025/08/26

今夏の甲子園で
決勝に進出した
日大三と沖縄尚学。
両校の共通点は、
かつての野球部では
当たり前だった
厳しい上下関係
がほとんど
見られないことです。

「下級生をいじめるなんて、
人としてかっこ悪い」
――これは
日大三の前監督・
小倉全由さんの言葉。
現在も3年生が
率先して掃除をし、
1年生は遠慮なく
のびのび過ごす
こともあるようです。

沖縄尚学も同様で、
「先輩後輩関係なく
気持ちをぶつけ合える」
と選手たちは語ります。
グラウンドでは
激しい競争をしていても、
生活の場はアットホーム。
まさに
「風通しの良いチーム」
が時代の主流

なりつつあるのです。

 

――これは
実社会の組織運営にも
通じます。

上下関係が厳しい職場では、
若手が意見を言えず、
課題が埋もれ、
結果として成果が出ません

横社会的な
フラットなコミュニケーションが
根付いた職場では、
心理的安全性が高まり、
メンバーが安心して
意見をぶつけ合えます

これは今の若い世代が
最大限に力を発揮できる
環境でもあります。

 

――では、
どうすれば風通しの良い
チームを作れるのでしょうか?

①上司が「動き」で示す
肩書きに頼らず、
自ら率先して動くことで
部下は安心します。
例:
「忙しいから任せた」
ではなく、
「一緒に片づけて
効率化しよう」
という姿勢を見せる

②フラットに話せる場をつくる
雑談やランチなど、
肩の力を抜いて
話せる時間を
意図的に設けましょう。
例:
「意見ある?」
ではなく、
「あなたならどうする?」
と相手視点で聞く

③意見のぶつかり合いを
“歓迎”する文化
異論が出たら
否定ではなく深掘りする。
これが本当の
チーム強化につながります。
例:
「それは違う」
ではなく、
「そう考える理由を教えて」
と興味を示す

 

“風通しが良いチーム”
=課題が見える組織、
成果が伸びる組織

の必須条件です。

小さな行動が、
チームの空気を
大きく変えます。
横のつながりを活かし、
心理的安全性を高めて、
風通しの良いチームで
強い組織をつくりましょう!

 

 

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参照:『「下級生をいじめるなんて、人としてかっこ悪い」決勝争う日大三・沖縄尚学 両校共通“緩い”上下関係』