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すぐ辞める新人と続く新人の違いは上司にあり!

2022/06/09

6月に入って一週間。
あなたの部署に配属された新人や若手社員は
元気に働いているでしょうか?

先日
「新人が『なんかやりたい仕事と違う』
と言って辞めちゃった
んです」
という話を聞きました。
「仕事なんて数年やってみないと、
自分がやりたかったことかどうか
なんて判断できないと思うんだよなぁ。
実際にやってみたら
思ってもみない夢中になれることが見つかったりさ。
そういうのが面白いんじゃない。
堪え性がないのはやっぱゆとりだからかなぁ」
と話されていました。

僕自身、道路公団に技術職として入職したものの、
途中から社員教育の分野に携わるようになり、
どんどん夢中になった身なので、彼の話に頷きました。
しかし、彼らが辞めるのは彼らのやる気の問題なのでしょうか。

2000年代以降、特に“ゆとり世代”が社会人になった10年頃からは、
離職率が増加し話題になりました。僕自身
「離職率を低下させるためにはどうすればいいか」
を研修で話してほしいというリクエストをよくいただきます。
研修を受けた方が一様におっしゃるのが
「辞める本人にやる気がないから
辞めるんだと思っていました。

違うんですね。
上司や指導役である私たちが、
新人を「受け入れる」ことが
できていなかったんですね
」
という気づきです。

4月に公開された調査
「入社前後のトラブルに関する調査2022(連合)」
でも、新卒入社をした企業を
5年以内に退職した理由のトップは
「仕事が自分に合わない」(40.1%)

でした。しかしながら、
「入社後の新人研修や先輩・上司からの
指導やアドバイスがあった」人の場合、

「仕事が合わない」を挙げた人の割合は、36.1%に減少。
「指導やアドバイスがなかった」人(45.5%)の場合を
10ポイント近く下回ることが分かりました。
つまり入社してすぐに「情報ネットワーク」を構築できた人
=上司や先輩から仕事に役立つ情報・アドバイスをもらい
良好な関係を築けた人は、会社組織への適応に成功
しています。

どんな仕事であれ、
実際に仕事をする前と後ではギャップがあります。
「リアリティー・ショック」です。
仕事の内容だけでなく、職場の人間関係も含まれます。
特にここ2年はコロナ禍の影響でインターンなど
実際に職場を経験する機会が減少し、
平年以上にギャップに苦しんでいる新人は多いのです。

そんな中、配属先の上司や先輩はいつも不機嫌に見える、
いつ話しかけていいのかわからない、
リモートワークばかりで
自分の部署にどんな人がいるのかも
わからない…

こんな状態だと、不安な気持ちがどんどん増幅することは
容易に想像できます。
反対に、配属先の上司や先輩が、
新人が抱えている不安な気持ちを
受けとめて導いてくれる人であれば、
「自分も頑張ってみよう」
と思えるようになる
のは必然ですね。

今どきの若者は、周囲からはわかりにくいかもしれませんが
「素直」で「真面目」な傾向があります。
そして成長志向を持っています。
上司や先輩の対応で、どんどん伸びていく
原石のような存在です
。

新人への指導でぜひ取り入れてほしいのが2つの声かけ。
①朝は顔を見て挨拶
②頼んだ仕事をしていたら「〇〇やってるんだね」と一言声をかける

どちらも難しいことではないですし、数秒あればできることです。
今すぐ実践してほシカ!

 

参考:『「最近の若者はすぐ辞める」と怒る前に知るべき、「仕事が合わない」と言い出す新人の真実』