先週のブログでは、
心理的安全性を高める
理想のリーダー像について
3つのタイプをご紹介しました。
『心理的安全性を高めるリーダーシップとは?~理想のリーダー像~』
今週は、実践編。
心理的安全性を高めるために
どんな関わり方や声かけをすればいいのか、
それぞれのリーダーが
部下の能力をより引き出すために
有効な関わり方や声かけを
掘り下げてご紹介します。
働く人が最も理想とする
「調和型リーダー」
周囲と協力し合い、
現状を維持しつつ、
適宜改善に取り組んでいく
タイプのリーダー。
<関わり方・声かけ>
「いつもチームのことを
考えてくれてありがとう。」
と、感謝を伝える。
「何か気になることがあれば、
遠慮なく教えてね。」
と、率直な意見を求める。
「○○さんのサポートのおかげで、
スムーズに進んだよ。」
と、貢献を認める。
<1ポイントアドバイス>
チーム全体の調和を大切にし、
メンバー同士の関係を円滑にするために、
定期的に1on1を実施すると
より効果的でしょう。
部下からの信頼感が高い
「民主型リーダー」
メンバーの意見を取り入れ、
合意形成を図りながら仕事を進める
タイプのリーダー。
<関わり方・声かけ>
「みんなの意見を
聞かせてほしい。」
と、意見を引き出す場をつくる。
「どの案が最適か、
一緒に考えよう。」
と、対話を重視する。
「このアイデア、すごくいいね。
どうすれば実現できるかな?」
と、積極的にアイデアを受け入れる。
「あなたの視点、とても新鮮で
参考になったよ。」
と、発言を評価する。
<1ポイントアドバイス>
ミーティングでは、
一方的に指示を出すのではなく、
意見交換の時間を
しっかりと確保することを心がけましょう。
部下の昇進意欲を引き出す
「共創型リーダー」
メンバーの主体性を重視し、
多様な視点や能力を活かしながら
変革に取り組むタイプのリーダー。
<関わり方・声かけ>
「挑戦してみたいことはある?」
と、成長の機会を積極的に提供する。
「このプロジェクト、
あなたならどう進める?」
と、主体的な意思決定を促す。
「失敗してもいいから、
思い切ってやってみよう。」
と、チャレンジを後押しする。
「この経験が、きっと次の
成長につながるよ。」
と、ポジティブな
フィードバックを伝える。
<1ポイントアドバイス>
目標設定の際には、
個々のキャリアビジョンと
リンクさせることで、
長期的な成長を支援しましょう。
どのリーダータイプでも
共通して大切なのは、
部下の意見や気持ちを尊重し、
安心して発言できる環境
をつくることです。
皆さんも、
自分のリーダーシップ
スタイルに合った
声かけや関わり方を実践し、
より良い職場環境を
築いていきましょう!
心理的安全性を高める
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