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耳の痛い話を部下にうまく伝えるためには?

2024/05/30

以前のブログで、
部下と1on1を行う際は
寄り添うリーダーや
お悩み相談リーダーに
ならないように
伝えるべきことは
しっかり伝えましょう
というお話をしました。
『間違いだらけの1on1、やっていませんか?』

 

このブログを読んだ方から
こんな質問をいただきました。
↓ ↓
言わなきゃいけないことは
ズバッと言うべきだと
分かっているんですけど、
現場の部下たちの
愚痴の聞き役になっていて、
なかなかズバッと言えません。
言いにくいことをうまく伝える方法
はないですか?

 

寄り添う&お悩み相談
のダブルパンチです。
部下とお友達のような
馴れ合いの関係になっていて
「部下が落ち込まないだろうか」
「納得してくれるか不安」
「反論されたらどうしよう」
と思われているようでした。
そこで、僕はこんな話をしました。

 

うまく伝えようとするから、いけないんです。
相手がどう見えているのか、
それをあなたがどう感じたのか
を客観的に伝えればいいんです。

皆さん、ご存じかと思いますが、
これをフィードバックと言います。
フィードバックには
強みやいいところを
さらに伸ばすために行う
ポジティブフィードバック
課題の解決や改善を促すために行う
ネガティブフィードバック
の2つがあります。

要するに、相手にとって
耳の痛い話をする場合は
ネガティブフィードバック
ということです。

 

例えば、
書類の整理ができていない部下に対しては

「デスクの上に書類が
山積みになっています。
この状態だと書類が探しにくく
見つけるのに時間がかかってしまいます。
また、書類同士が紛れこんで
仕事が漏れる可能性もあります。
書類を整理するために
何か工夫できることはありますか?」

こんな感じです。

 

ネガティブフィードバックは
分かりやすくシンプルな表現
伝えることが大切です。
回りくどい言い方や
主観的な意見はNGです。
問題点を事実に基づいて
指摘しましょう。
そして一番のポイントは、
改善策は部下に考えさせる
ことです。

 

ネガティブフィードバックは、
ポイントを押さえて適切に行うと
部下のパフォーマンスの向上や
成長促進につながります。
あなたもぜひ、
マスターしてください。

 

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