先日ブログに書いた、「ネコ型」の話に少し近い話になります。
「ゆとり世代」という言葉が世の中に出てずいぶん経ちました。未だに毎年「ゆとりの新入社員の行動が(悪い意味で)すごい」「ゆとりはわからない」などという声が聞こえます。
そんな、ゆとり教育で育った「今どきの若者」ですが、実はいいところもたくさんあるんです。
今日は今どきの若者の特徴とともに、いいところを紹介したいと思います。
1)成長意欲が強い
「え!?」と疑問に思うかもしれません。しかし、バブル経済がはじけた1991年(平成3年)以降に生まれた平成生まれの若者たちの多くは、日本が明るかった時代や成長していた時代を知らずに育ってきています。不況、リストラや就職氷河期といった、どちらかというとネガティブな言葉を聞きながら育った彼らは「大人や国は守ってくれない」「年金はもらえない」「自分の価値を高めて成長しておかなければ大変、自分でなんとかしなければ」という思いが強く、成長意欲は確かにあります。
2)情報収集能力が高い
幼少期からネット社会で育った彼らは、コンピューターを使いこなす能力(コンピューターリテラシー)が高いのです。さらに、前向きにとらえるならば「見つける喜びを知っている」ということにもなるでしょう。彼らの多くはパソコンなどの取扱説明書を読みません。彼らは、触りながら機能を見つけていくのです。また、「興味を持てるものがあると、深く追求できる」という点も、専門性を高めるうえで優れた資質といえます。
これが、彼らが持っている強みなんです。意外だと思われた方も少なくないと思いますが、これが彼らのやる気スイッチです。「ゆとり世代」を真っ向から否定するのではなく、彼らの良さを活かしながら戦力になってもらえるようにしていくことが大切ですね!
ゆとり世代のいいところを活かしたカ!