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コロナ禍でのコミュニケーションについて考えよう

2022/06/02

先日、今年のサラリーマン川柳トップ10が発表されました。
今年もコロナに関する句や夫婦間のユーモアな句、
上司・部下間のギャップを表現した句など
思わず笑ってしまうものが沢山ありました。

その中でも、
「マスク顔  確信もてず 見つめ合う」
この句は、コロナ禍で
マスクをすることが当たり前になり
コミュニケーションの取りにくさを改めて痛感する句でした。

 

ある調査によると営業管理職の81.4%が
「コロナ禍で部下指導が難しくなった」
と感じているという結果が出ているそうです。

コロナ以前は、営業同行前に
個別ミーティングを行ったり、
ランチしながら打ち合わせをするなど
コミュニケーションを取る機会がありましたが、
コロナ禍ではそれができなくなり、
部下指導に難しさを感じている管理職の方が増えています。

 

さらに、
コミュニケーション不足からくる部下指導の課題として、
●部下の行動管理や商談進捗管理がしづらい
●部下の行動改善に向けた適切なアドバイスがしづらい
●部下との信頼関係を構築しづらい
が上位に挙げられているようです。

マスク着用やオンラインが日常化されている今、
コミュニケーション不足をどう補っていくのか
が部下指導の大きなポイントになっています。

 

気軽にコミュニケーションを取りにくいご時世ではありますが、
上司からの的確なアドバイスがあった部下、
上司とのコミュニケーションがしっかり取れていた部下は、
そうでない部下よりも、
離職率が低いというデータもあります。

コミュニケーションの量が確保できないのであれば、
「質」を高めていくことが大切です。
そのために、次のようなことに注意しましょう!

 

●手を止める
パソコンを打ちながら部下の話を聞いていませんか?
部下の話を聞く時は、手を止めて、
お互い顔を見合わせましょう。
その方が、相手に話を聞いていることがしっかり伝わり、
部下は安心して話をすることができます。

●非言語コミュニケーションの活用
マスク越し、アクリル板越しの会話は
声がこもって聞こえづらいです。
大きな声ではっきりと発音し、
非言語コミュニケーション(ジェスチャーやうなづきなど)
を取り入れましょう。

 

この機会に部下との関わり方を見直して、
質の高いコミュニケーションを取ってほシカ!

 

参考:『営業管理職の81.4%が「コロナ禍で部下指導が難しくなった」 育成の課題は?』