日本ハムファイターズのビッグボスこと、
新庄剛志監督の神対応が
「リーダーとして見習うべき姿だ」
と話題になっています。
8/6の対オリックス戦。
オリックスの5番・杉本選手は
2打席連続で死球を浴び、
怒りをあらわにしました。
と、同時に両ベンチから
選手やコーチが飛び出し乱闘寸前。
球場が騒然となる中、
杉本選手に歩み寄ったのが新庄監督。
一言謝罪をすると、杉本選手も笑顔に。
一瞬で場を収めました。
このような場面で、
監督が自らベンチを出て
選手に直接謝罪をするのは
とても珍しいことです。
改めて、新庄監督の
コミュニケーション力の
高さを実感しました。
ビジネスシーンに置き換えてみましょう。
部下がお客様からクレームを受けたとしましょう。
トラブルやクレームが起きた時に
大切なことは、迅速な対応で、
相手の怒りを鎮めること。
そのためには初期対応が肝心です。
新庄監督自らベンチを出て謝罪
↓
杉本選手は
「あ、ビッグボスだ!」
「大丈夫です!」
と冷静になりました。
デッドボールは一歩間違えれば、
大怪我につながる重大なミスです。
自チーム選手の失投を
監督自らが出向いて謝罪した
この行動は、
相手を冷静にさせるという点で
初期対応に成功しています。
また、失投した選手は若手です。
乱闘騒ぎにでもなったら、
メンタル的にも心配です。
そういった点で、
新庄監督は部下を
守ったことにもなります。
トラブルやクレームの処理は、
上司の仕事の一つです。
部下任せにするのではなく、
上司自らが前に出て対応することで
事態が収束することは少なくありません。
また、上司自らが体を張る姿は
部下にとって
「次はミスしないようにしよう」
と信頼関係にも結びつきます。
今回の新庄監督の行動、
上に立つ全ての方にぜひ見習ってほしいです。