先日のブログで、
LINEでのやり取りがチャット形式の
簡潔なコミュニケーションに
なっているので、
若手とLINEでメッセージの
やりとりをするときには
「。」にはご注意を!
と書きました。
『若者のLINE常識!あなたはどこまで知っている?』
この変化の流れがLINEだけでなく
ビジネスメールにもきており、
従来のメールの
礼儀正しい言葉使いややりとりが
大幅に省略されているようです。
そういえば!と思い当たる節が
あるのは僕だけでしょう?
クライアント先にお断りのメールをした後に
何も返事が返ってこない、
という経験ないですか?
僕には少なからず数回あります。
それが悪いというつもりではないですか、
ちょっとした違和感を持っていました。
でも、この“一往復”のメールのやりとりは
若手の間では常識化した
ビジネスマナーなんだとか。
このようなビジネスマナーの
変化がなぜ起こったのか。
これも今どきの若者の価値観を
知る上では知っておいた方が
いいかもしれません。
① 簡略化&省略化
LINEのメッセージと同じで、
これまで一般的に行われてきた
ビジネスマナーが簡略化、
省略化されつつあります。
これはリモートワークの普及が
影響していて、
非公式なコミュニケーション
スタイルが増え、
ビジネスマナーの意識が薄れてきた
ことが背景にあります。
逆に、ビデオ会議での
服装や背景の選択など、
従来のオフィス環境では
考慮されなかったマナーが
新たに求められるようになっています。
②時短&効率化
これも今どきの若者の特性として
挙げられる要因の1つです。
労働時間の管理が厳しくなり、
効率的に業務をこなすことが
求められるようになりました。
余計な作業はできるだけなくそう、
相手に不要な時間を
使わせないようにしようという
配慮が背景にあります。
最後の返信メールを省くことは、
相手に余計な時間を使わせない
正しい行動だと
若い世代は考えているようです。
時代や働き方への価値観が変化する中で、
ビジネスマナーも変わっていく
ことは自然な流れかもしれません。
ただ、マナーの根元は、
「仕事を円滑に進めるための礼儀」
最後の返信を省くことが
タイムパフォーマンス的に
会社にとって得なのか、
というところは若手と
しっかり話し合う必要が
あるのかもしれません。
来週のブログは、
タイパ重視のビジネスマナーは
本当に得なのか、
もう少し掘り下げてみたいと思います。
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