今週は「今どきの若手社員」あるある
についてお話します。
いつもは、若手社員はこう考えている
というお話を紹介することが多いですが、
今週は、管理職からみた
困った若手社員の行動について
お話します。
あと2か月もしないうちに
新人が入ってくる季節です。
こんなことがあるかも!?
とイメージしながら読んで、
参考にしてみてほシカ!
●あるIT企業では…
最近の若手社員は、上司に対して
かなりフランクな態度で接してくる。
『~っすか?』『~っすよね~』という
軽い言葉は5~10年くらい前からだけど、
ここ2~3年はもっと軽い感じで
接してくる。
仕事中にもかかわらず
同僚と話すような雑談をしてきたり、
『Wチェックお願いします!』
と部長に資料のWチェックを
依頼してきたり…。
メールの文面も書き方が稚拙で
基本的な礼節をわきまえていない。
取引先からのメールを
2日も遅れて返信したり、
月次の報告を決まった日に
出せなかったり、
ちょっと周囲や取引先に対して
態度が軽すぎると思う。
●ある電子機器メーカーでは…
今の若手社員って、
教えてもらうときにもメモを取らない。
そもそもメモを持っているところを
見ない。
人から教えてもらったことを
何度も何度も尋ねてくる
というケースが多くて…。
自分のときよりも
仕事に対して必死さがない
と感じてしまう。
●ある金融機関では…
最近の若手社員の話は
だらだらと長く要領を得ない。
『いま~な状況になっていて、
取引先からこういう風に言われていて、
…という感じなんですが、
どうしましょう?』みたいな話が多い。
うまくまとめて
報告してほしいのだけれど、
どうもイマイチ話がまとまらない。
時間がかかってしょうがない…。
●別の金融機関では…
今の若手社員は昇進昇格に
全く興味がなく、マイペース。
若手社員と評価面談の際に話をしても、
主任や課長になる気は特にないとか、
役職はどうでもいいので
給料をあげてほしいなどと言うので、
どうも話しづらい。
昇進しても喜んでもらえず、
先日なんて
『今ですらもうキャパシティが
いっぱいでしんどいのに、
主任になったから
余計に仕事を振られたら困る』
と遠回しに言われてしまった。
どうでしょうか?
イメージできましたか?
それとも、うちの社員もそうそう!
と思われたでしょうか?
管理職世代と若手社員が
かみ合わないことを
「ジェネレーションギャップ」
の一言で受け流そうとしても
毎日の関わる相手のことでは
なかなか難しいと思います。
お互いの価値観を尊重しながら、
先週まで2週連続でお話しした
「叱る」を効果的に活用し、
お互いが気持ちよく働けるように
取り組んでみてください。
皆さんの職場が
良い職場となりますように!