ラグビー元日本代表主将の廣瀬俊朗氏がある講演で、「目標」と「目的」について語っている記事を見つけました。
廣瀬氏といえば、ラガーマンとして日本のラグビー界を盛り上げる一方、TBS系ドラマ「ノーサイド・ゲーム」で俳優デビューし、一躍有名になりました。
廣瀬氏は講演の中で、
「目標」は最終的に自分自身では決められない。
でも、「目的」は違う。引退する時に、「何を残せたのか?」というのが「目的」だと思う。
と語っています。
『「目標」と「目的」の違いは・・・MBA取得のラガーマン俳優・廣瀬俊朗氏が講義』
「目標」というのは到達点、ゴールのことです。それに対して「目的」というのは、目標をなぜやるのかという理由です。どんなきっかけでこの目標をやりたいと思ったのか、この目標をやることでどんなメリットがあるのか、どんな貢献ができるのか。自分の中でこの目標をやる理由が明確になっていれば、目標の達成率も上がっていきます。また、壁にぶつかった時や目標を見失いそうな時に、「目的」に立ち返ることで情熱を取り戻すことができます。
以前、ブログで「GRIT=やり抜く力」を強くする4要素について書きました。
『情熱と粘り強さと柔らか頭』
その要素の1つに「目的」があります。目的のスコアが高い人ほど、やり抜く力が強いというデータもあります。
“なぜ自分はラグビーをやっているのか”
「目的」と常に向き合ってきた廣瀬氏。
これからもラグビー界のみならず、スポーツ界を盛り上げるために“自分には何ができるのか”と問いかけ続けてほシカ。