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今どきの若者の離職に「待った!」をかけるには

2018/11/30

そろそろ今年も終わりますね。
あなたの会社の新入社員は誰も辞めずに、年を越せそうでシカ?

厚生労働省が公表した「新規学卒就職者の離職状況(2015年3月卒業生の状況)」によれば、大卒就職者の就職後3年以内の離職率は31.8%。
「最近の若者は根性がない」
「ゆとりだから」
なんて、今どきの若者が辞める原因はすべて彼らにあるなんて思ってませんか?
離職のきっかけは、「上司の何気ない対応だった」ということもあるようです。

こんな記事を見つけました。
“辞めてやる”と新卒社員が思う上司の特徴
入社後1年の離職理由は「ギャップ」「業務量」「直属の上司との人間関係」の3つ。

そのうちの上司との人間関係に関しては
「現在の職場内に目指したい上司、目標にしたい人がいるか」
・いる : 43.0%       → 転職することは考えていない : 57.6%
・いない : 57.0%    → 転職することは考えていない : 38.6%
つまり、目指したい上司がいる社員のほうが簡単には転職しない、ということである。

逆に「現在の職場を辞めず、在籍している理由に最も近いものは何か」という質問は「プライベートを充実させられる環境のため」と並んで「人間関係が良好で伸び伸びと働けているため」の2つが最も多かった。上司や先輩との良好な関係が離職を踏みとどまらせている

では、新人が理想的だと思う上司・先輩とはどういう人なのか。
・部下の意見・要望を傾聴する上司・先輩
・仕事について丁寧な指導をする上司・先輩
・部下の意見・要望に対し、動いてくれる上司・先輩
何も言わずに俺についてこい式の上司はもはや過去の遺物にすぎない。
“上司力”が新人の離職をとどめ、組織の成果を生み出すカギを握っている

新入社員・後輩社員の離職の理由は、あなたの言動ということも考えられます。
ですが、逆を返せば“上司力(先輩力)”を強化すれば、離職のない成長し続ける職場になること間違いなしです。