先月、明治安田生命保険による
「理想の上司」が発表されました。
1位に選ばれたのは、
男性がお笑い芸人の「内村光良」さん、
女性がアナウンサーの「水卜麻美」さんで
どちらも8年連続の1位でした。
内村光良さんや水卜麻美さんが
選ばれ続ける理由として、
テレビから見受けられる
明るいキャラクターや
周りから慕われる様子から
「話しやすそう」
「相談しやすそう」
といったイメージを
今どきの若者は持っており、
理想の上司に求める要素として
“親しみやすさ”
を重要視していることが分かります。
では、親しみやすい上司とは
具体的にどんな上司なのでしょうか?
僕が今回ご紹介したいのは
心理的安全性の高い職場環境
づくりができる上司です。
心理的安全性の概要や効果については
このブログでも何度かご紹介しているので、
省かせていただきますが、
今日は心理的安全性を高めるために
上司としてどういう関わりをすればいいか、
4つのポイントをお伝えします。
①なんでも話せる&相談できる
笑顔で対応する、相づちを打つなど
気軽に会話ができる雰囲気、
部下が話しかけやすい雰囲気
をつくることが、
親しみやすさの大前提です。
②相手を受け入れる姿勢
部下が話を始めたら、
どんなに忙しくても
仕事の手は止めましょう。
あなたの話にしっかりと
耳を傾けていますよ、
ということを態度で示すと、
「話を聞いてもらえている」
という安心感を部下に与えます。
③自分の知識の限界を認められる
分からない、解決できない課題を
上司が素直に認める姿勢は、
部下自身が困ったときに
周囲の助けを求めやすくなります。
④具体的な指示が出せる
「これくらい言わなくても
分かるだろう」は、
若手の部下にとっては負担です。
具体的な指示がある方が
業務の効率もあがります。
10年前と今とでは、
求められる理想の上司像も変わってきています。
4つのポイントを心がけるだけでも
コミュニケーションが円滑になり、
親しみやすい上司に
グンと近づけると思います。
4月に心理的安全性を高めるための
知識やスキルを学ぶセミナーを開催します。
ご興味のある方はのぞいてみてください!
『新時代のリーダーシップ:心理的安全性で多様性を活かす』
参考:
『明治安田「理想の上司」アンケート調査を実施!』
『心理的安全性が高い職場のカギはリーダーにあり!効果や測定方法も解説』