最近、コンビニエンスストアやスーパーで日本以外の国出身の店員さんを見かけることが多くなってきました。
日本人にも難しそうなレジのオペレーションや、さまざまな業務をしっかりとこなしている彼らを見ると頭が下がる思いです。
彼らはどうやって業務を会得しているのでしょうか。
今回はそんな記事をご紹介します。
「ローソン外国人店員研修」で500人育てた「カリスマママ教官」の愛のムチ
記事で紹介されているのは3年半の間で500人以上の外国人を店員として育てあげ、現場へ送り出した女性が紹介されています。
1囘3時間程度の研修を全10回。最後に実際には接客をし、合格できれば実際に店舗へ派遣されるとのこと。
研修はあいさつや商品補充やレジ業務、商品受け渡しの時お箸を付けるか、アイスの種類によって異なるスプーンをつけるなど細かい内容です。
加えて日本の職場独特の習慣も厳しくレクチャーしています。
しかし、厳しいばかりではなく何故そうなのか、背景にはどのような日本特有の理由があるのかも必ず説明しているのだそう。
研修生それぞれの出身国の文化や習慣などを最大限に配慮しながら伝えています。
店舗やお客さんによっては受け入れて貰えない場合もある「外国人店員」である彼らを一人前に働けるようにするために手厚くも厳しい研修となっています。
実際に研修を受けた研修生は「本当にここで働いてよかった」と言う人も少なくないそうです。
研修生それぞれに配慮しながらも「日本ではどうすることが受け容れられるのか」をきちんと伝えている事で、指導が成功している様に思います。
今どきの部下はきつく言うとすぐ辞めてしまう、といった悩みを良く聞きますが、ある程度しっかりと指導しなければ、仕事をまかせる事はできませんよね。
相手に配慮しながらも言うべきことは伝えること、そのバランスをうまくとって指導してほシカ!