校則を見直すと生徒の主体性が上がるんだそうです!
すごくないですか?
ツーブロック禁止、まゆいじり禁止、
「くせ毛届け」の提出、などなど・・・
こんな理不尽な校則に
悩まされていた記憶ありませんか?
僕の時代は横分け禁止!
坊ちゃん刈りかボウズ頭。
女子は長ければ肩にかからないように結ぶ。
常識とはかけはなれたいわゆる「ブラック校則」。
この理不尽な校則が、
いま、生徒たちの手で変わろうと
していることを知っていますか?
ブラック校則は、
一般社会からみれば明らかにおかしい校則や心がまえ、
学校独自のルールのこと。
どんなに理不尽なルールでも従わなければなりません。
見た目や行動を必要以上に制限することは、
個人の人権や尊厳を傷つけたり、
ハラスメントになることから
全国で見直しが進んでいます。
ここ、福岡市でも、
おととし7月から各学校に
教師や生徒・保護者でつくる
「校則検討委員会」が設置され、見直しを検討。
先日2/1には、福岡市教育委員会が、
「すべての中学校でおおむね校則の見直しが進んだ」
と、5つのブラック校則を
なくすことを発表しました。
和白中学校(福岡市)では
生徒自らの手でよりよい校則をつくる
「ルールメイキング和中宣言」
という取り組みがおこなわれ、
身だしなみや制服についての
見直しがおこなわれました。
全国で広がっている校則の見直し。
生徒会や学級会で見直しのプロセスを学習の機会
とする学校も増えているそうです。
自分たちで考える機会を設けることは、
生徒の主体性をはぐくむ
とても素晴らしい取り組みですね。
実際に自分たちがつくった校則なので、
守ろうという意識が高まるようです。
「やらされている」(守らなければいけない)から、
「やりたい」(守ろう!)の意識に変える。
主体性を引き出して、結果や行動につなげていく
コーチングのやり方と同じ、
コーチングそのものですね!
変化のはげしい今の時代、
与えられたルールややり方に従うだけではなく、
自分で考え、答えを見つけて行動していく。
コーチングの重要性をあらためて、感じます。