上司と部下でおこなう1to1ミーティング、
「よろしくお願いします」
で始めると、
部下のモチベーションが下がるそうです!
その理由は2つ。
1つ目は、
評価面談や面接のように感じてしまうから。
「まずいことを言うと
マイナス評価になるから、あまり話さないでおこう」
「今日は上司の話を聞くだけで守りに徹しよう」
と部下が身がまえてしまい、
対話が成立しなくなります。
2つ目は、
何かを依頼されているような感覚に
なってしまうから。
「何を“お願いします”なのか」
と困惑してしまう人もいるようです。
では、どんな言葉で始めればいいのでしょうか。
ある調査によると、
「感謝・労い」からスタートすると、
1to1ミーティングの満足度が30%上がるそうです。
「先日はトラブル対応してくれてありがとう」
「後輩の指導をしてくれてありがとう」
という労いから始めるのです。
こうすると、
「私をいつも見てくれている」
「私に関心を持ってくれている」
と存在承認を与えることができ、
部下のモチベーションが上がり、
その後の発言も増えます。
僕がやっている管理職やリーダー向けの研修では、
部下との面談のロープレを取りあつかいますが、
その第一声は労いや感謝の言葉で始めましょう!
とお伝えしています。
労いや感謝から始めると、
「この人なら、信頼して、
自分の本音を話すことができる」
という安全かつ安心して話せる状態をつくる
ことができます。
コーチングではこれを、
「ラポール」を築くと言います。
「ラポール」とは、相手と信頼関係を築くという意味。
こうすることで、
部下は本音を話しやすくなり、
多くの気づきや課題を引き出すことができます。
1to1ミーティングを成功させる絶対条件
=ラポールの構築なんです!
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