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商品作りのきっかけはちょっとした不快感

2023/04/06

商品作りのきっかけはどんなことでしょうか?
自分がやっている今の職業で得たスキル?
それとも、ずっと興味があって
昔から極めていた分野でしょうか。

 

料理家の有元葉子さんは
自身の「不快」にとことん向き合って
商品作り
をしたそう。

有元さんはテレビ出演なども
されている料理家ですが、
キッチン用品の開発販売などもされています。

人間は良くも悪くも「慣れ」てしまうので、
多少の不快には気づかないものです。

ですが、有元さんは
「ぬるっとしたのが嫌だったの」
とお皿などを洗った後に置く
水切りかごを商品化していて
20年以上経つ今でもロングセラーの人気商品です。

「『水切りかご』は、
20年くらい前に作りました。
なぜ作ったのか?
それは、それまでの水切りかごが
嫌だったからです。
水切りかごの中が停滞すると、
台所仕事が一挙に滞るのをご存じでしょうか。

ここにつまづきがなければ、
台所仕事全体がスムーズに流れるんです」

と有元さんは話します。

 

彼女は料理を仕事にするならば、
スムーズに料理できる商品を開発しています。

それまで水切りかごは
使うたびに掃除していたそうです。

網状のかごは洗うのも一苦労。
それでも暖かい日はぬるっとした感じが取れない。

彼女は自身の不快と向き合い、商品を開発しました。

先ほども申し上げましたが、
人間は慣れてしまう生き物です。

徐々にその環境にフィットするのは
悪いことばかりではありませんが、
ここに商品開発のヒントが隠れているのです。

あなたの周りにも
あなたが見過ごしている
「ちょっと不快」があるかもしれません。


今日一日は
「不快なところないかな?」
と思って過ごしてみてください。
あなたの商品のヒント
あなたのそばにあると思いますよ。

 

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参考:『有元葉子が“台所道具作り”を続ける理由「ぬるっとしたのが嫌だったの」』