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『ナギサさん』『半沢直樹』から学ぶ管理職の資質②

2020/10/08

来週に引き続き、今夏大好評だった2つのドラマ『私の家政夫ナギサさん』 と『半沢直樹』、それぞれの主人公が持っている
管理職としての資質 について書きたいと思います。

 

先週のブログでは、『私の家政夫ナギサさん』の家政夫“ナギサさん”が持っている「お母さんのような包容力」と「誰かの役に立つことに喜びを感じる利他意識」こそが、これからの時代に求められるミドルエイジの姿なのではないかというお話を書きました。
詳細はこちら
『『ナギサさん』『半沢直樹』から学ぶ管理職の資質①』

 

今週は、半沢直樹にみる利他意識です。

■管理職に求められる資質:利他意識

登場人物の多くが管理職世代で、グループ組織内の自分の立場だけにこだわり、利他意識や包容力のかけらもない悪人キャラばかりが登場する『半沢直樹』。その悪人キャラたちと対峙する半沢直樹が、出向先の証券会社で部下たちに伝えた言葉が、「胸をはって、プライドを持ってお客様のために働いてほしい」という顧客本位の仕事観を伝える熱いメッセージでした。

リモートワークが増え、営業手法や働き方、組織での立ち回り方など、既存のやり方では通用しにくい時代に、『半沢直樹』に登場する管理職世代のような自分とその周辺だけに通用すればいいという狭い視野では、ビジネスにおいて重要な「顧客本位」というスタンスを見失います。管理職世代は、常にその環境変化に順応できる能力が必要とされる時代を迎えているのです。

 

2週に渡り、管理職の資質として「包容力」と「利他意識」について書きました。
半沢直樹は「仕事は客のためにする。ひいては世の中のためにする」という信念のもと、自らの立場が不利になる可能性があるにもかかわらず、自分が正しいと思う正義を貫く姿勢に部下やお客様からの信頼を得ました。
部下を見守りつつ、困っている時やつまずいた時に的確なアドバイスができる。そして、目の前のお客様(クライアント)に貢献し、お客様(クライアント)の喜びを自らの喜びと思える、そんなリーダーに人はついていくのでしょう。

 

参照:『家政夫ナギサさん 管理職世代も学びたい見守る包容力』