研修にお伺いした企業の
人事担当者の方とお話しをしていると、
若手の離職に悩んでいる企業には、
ある共通点があります。

若手が離職しないように
さまざまな対策を講じては
いるようですが、
よくよく話を聞くと、
焦点がズレていることがあります。

あなたの会社の離職対策は
大丈夫ですか？

離職の多い企業の共通点
①成長できない

リクルートマネジメント
ソリーションズが行った
「新入社員意識調査2023」
によると、
「あなたが仕事をする上で
重視することは何ですか？」
という質問に対する回答の
1位は「成長」（28.8％）
だそうです。

若手の離職を防ぐために
労働時間を減らして
定時で帰れるようにしたり、
パワハラにならないように
優しい指導を心がけたり、
これも間違いではないんですが、
不十分なんです。

近年は、若者の数が減少し、
転職サイトやスカウトサービス
なども充実しているので、
優秀な若手にとっては
転職しやすい環境が整っています。

優秀な若手であればあるほど、
成長機会を求める傾向があり、
「ここじゃ成長できない」
「やりがいを感じられない」
と判断すると、
すぐに転職してしまいます。

若手の離職を食い止めたいのであれば、
働きやすい職場以上に、
成長を実感できる関わり方、
成長できる環境、
をつくらなければなりません。

離職の多い企業の共通点
② 1on1がない

若手の離職が少ない企業は、
1on1を積極的に取り入れている
ことが非常に多いです。
上司と部下が1対1で話をして、
仕事の状況や今後のキャリア、
本人の志向性などについて
話を聞く機会を設けているのです。

1on1をやっていない企業ほど、
「びっくり退職」
（いきなり「辞めます」と告げられる）
が多いです。

1on1は、できれば週1で
やってほしいと僕は思っています。
最近は、SNSなどを通じて
他社の情報を得ることが
簡単にできる時代。

他社と比較して、
さまざまな心境の変化が
起こりやすいので、
若手と向き合う時間をつくって
離職の兆しに早めに気づいて、
フォローすることが大切です。

あなたの会社はどうですか？
間違った離職対策していませんか？

「うちの会社の離職対策、
　間違っているかも・・・」
と思われた人事担当者の方、

「成長を感じられる職場って
　どんな職場？」
「1on1ってどうやるの？」
と思われた管理職・リーダーの方、

いつでもご相談ください！

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参考：
『「こんな会社にいたくない」優秀な若手が次々辞める企業の3つの共通点』
『「新入社員意識調査2023」（株式会社リクルートマネジメントソリューションズ）』