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指導の第一歩は「相手を知る」こと

2022/06/23

「新人や若手指導を短時間で
合理的にできる方法ってないですか?」
と聞かれました。

そうですよね。
指導に当たる側は、早く効率的に一人前になってほしいですよね。
ですが残念ながら、そんな方法はないんです。

今どきの若手と指導者は価値観が違うということを理解し、
目の前の部下や新人本人に合った指導をする必要があります。
要するに、あなたの目の前の新人や若手を
よく知るところから
始めなければ、
良い指導にはならない
のです。

 

相手をよく知るために面白いツールを見つけましたので
ご紹介します。

自分を紹介するための自己紹介カード、通称「マイカード」。

項目は次の6つです。
・私がもっとも幸福に感じるとき
・私が持つ5の強み
・私のミッション・ステートメント
〜何をもって覚えられたいですか?〜
・私の役割
〜誰に対してどんなキラキラした役割を発揮できますか?〜
・私の信条〜10カ条〜
・死ぬまでに絶対やりたい10個のこと

 

このカードを見ると、仕事に対する考え方だけでなく、
ライベートでの考え方もうかがえます。
家族と過ごす時間や趣味から、いつもと違う一面がわかり、
より深い人間性を知る手掛かりとなります。

 

大切にしていることを具体的に知ると、
ミスを見つけたときなどにも
「まずは話を聞いてみよう」と、
相手の立場に立って考えられる余裕が生まれます

人は誰しも心の中では、
「もっと自分を知ってもらいたい」
「もっと自分を認めてもらいたい」
という承認欲求を持っています

お互いの存在をしっかりと認めあい、
その人柄に愛着を持ち、
もっと理解していこうと働きかければ、
よりよいチームになれるはずです。

 

実際にあなたが活用する場合は、
これほど細かい項目を設定するのは難しいかもしれません。
ですが、人はみんな承認欲求を持っているということと、
相手を具体的に知ると相手の立場に立って考えられる
という点は頭にいれておいてください。

あなたの指導する新人が
プライベートのことまで知られたくない、
と思うタイプであれば、
深く踏み込むことはお勧めできませんが、
「あなたを知ろうと思っている」
「私を知ってほしいと思っている」
という姿勢を見せる
ことは決してマイナスには働きません。

 

今日も一つ、相手のことを知ろう
というくらいのペースでいいので、
指導することを続けることが大切なんだと思います。
今日も1つ何かがんばってほシカ!

 

参考:『傲慢社長が猛省…不満だらけの職場を変えた「まさかの潤滑油」』