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職場での“いじり” は心理的安全性を脅かす!?

2023/11/02

 

お笑い番組を見ていると
先輩芸人が後輩芸人を
「いじって」笑いを取る
場面をよく見ます。

芸人さんはそういうお仕事なので
それはそれでいいんでしょうけど、
この「いじり」
会社の上司(先輩)と部下(後輩)
の間で行われていることも
結構多いようです。

「いじっている」側は
コミュニケーションの一環だと
場を盛り上げているつもりでも、
「いじられる」側は
パワハラだと受け取っていたり、
社内の心理的安全性が
脅かされる可能性がある
ので、
心当たりのある方は直ちにやめましょう。

 

では、なぜお笑い芸人の
「いじり」は許されて、
職場での「いじり」は
許されないのでしょうか?

 

例えば、若手のAさんが仕事で
失敗をしたとしましょう。
先輩Bさんが
「Aさんが、また失敗したよ。
仕事できないな~」
とAさんをいじります。

 

当然、Aさんは傷つきます。
さらにBさんのネガティブな言葉を聞いた
チームの関係性も悪くなり、
チーム全体のパフォーマンス自体も
低下
してしまいます。

 

では、反対にBさんが
「失敗したけど、
切り口としては斬新でいいね」
とポジティブな言葉を使ったとしましょう。

 

チーム全体が
失敗をとがめられない風土になり、
心理的安全性の高い
チャレンジできる環境
がつくられます。

 

このように、
ネガティブな言葉をポジティブな言葉に
言いかえることを
「リフレーミング」と言います。
物事を見る枠組み(フレーム)を変えて、
違う視点から
見るのです。

 

例えば、
●仕事が遅い
⇒仕事が丁寧

●優柔不断
⇒慎重に取り組んでいる

●変わっている
⇒個性がある

こんな感じです!

 

もう一度、言います。
職場での「いじり」は
パワハラや心理的安全性の崩壊
につながる危険性
があるので、
絶対にやめましょう!

 

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参考:『「イジりの9割パワハラ」上司が使いがち”NG言葉”』