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起業家の羅針盤:中村天風の信念に学ぶ

2023/11/10

「信念、それは人生を動かす
羅針盤のごとき尊いものである。
従って信念なき人生は、
ちょうど長途の航海のできない
ボロ船のようなものである」

といったのは、
実業家でもあり思想家の中村天風です。

 

日本の自己啓発講演家の先駆けとして、
松下幸之助や稲盛和夫など
多数のリーダーが中村天風を学び、
影響を受けたといわれています。
経営者だけでなく、
原敬元内閣総理大臣といった政治家や
スポーツ選手、さらには世界的な大物まで、
彼の教えに影響を受けている人は数知れず。
あの大谷翔平も、高校時代から
中村天風の著作に触れ、
野球に対するイメージトレーニングを
積んでいたそうです。
想像以上にたくさんの日本人が、
直接的にも間接的にも、
中村天風から大きな影響を受けています。

 

冒頭で紹介した通り
信念を持って生きることの重要性を、
天風の言葉が示しています。
会社経営も、信念がなければ
成り立たちません。

 

今日は、中村天風の言葉をご紹介します。
もし、ビビッときたら、
どの言葉が好きだったか、
コメントでぜひ教えてくださいね。

 

◆一生は断然一生で、
二生はないんであります。
いっぺん死んじまえば、
二度味わえはしないこの人生、
こりゃあ尊いものです。
(『心に成功の炎を』)

人生は一回かぎり。
今を大切にしよう。
生きているうちなら、失敗しても、
やり直しがきく。
やらなければ失敗はない。
が、何もしないで時間を過ごすのは
もったいない。
一回かぎりの自分の生涯を、
そんな粗末に扱っていいのか。

 

◆「正直」「親切」「愉快」ということに
努めてごらん。
怒りや悲しみや怖れに、
ふりまわされちゃいけないよ。
これを
「三勿三行(さんこつさんぎょう)の教え」
というんです。
(『信念の奇跡』)

3つのやってはいけない
“三勿(さんこつ)”─怒るな、怖れるな、悲しむな
3つの実践すべき
“三行(さんぎょう)”─正直、親切、愉快
人間であれば、怒りや怖れ、
悲しみなどの感情の発露はある。
しかし、自身で抑えきれないほど
感情に振り回されてはいけない。
感情に振り回されていると、
生命は萎縮していく。

生命をいきいきさせるのならば、
三行を実践する。
正直とは、本心や良心に恥じない行動。
親切とは、本心や良心から現れた
他愛の行動。
愉快とは、他人に喜んでもらう楽しみのこと。

 

◆「と、昔はいったけれど」と
すぐそこで打ち消しておけばよろしい。
(『運命を拓く』)

言葉は人生を左右する力のある哲学である。
結論が常に”積極的断定”で
終わるようする。
消極的な言葉を言ってしまったら、
「と昔はいったけれど」ですぐに打ち消す。

 

 

お気に入りの言葉はありましたか?
このほかに、
あなたのお気に入りの言葉がありましたら、
ぜひコメントで教えてくださいね。

 

 

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参照:
大谷翔平も感銘を受けた! 経営者は中村天風を学べ。時代を超えた金言と持続化経営との共通点
稲盛和夫氏も信奉…「中村天風」のことばから学ぶ“積極的精神”の持ち方
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