「私にはこういうアイデアがある」
「こんなビジネスをやってみたい」
「よし、起業してみよう」
となった時、
もしだれかに「ノー」と言われたらどうでしょう。
否定されると、
しり込みする気持ちになるのはよくわかります。
しかし
「ノー」をリフレーミングしてみると、
この「ノー」こそ、
あなたのビジネスをより良くしてくれる言葉
なのです。
2つの例を見てみましょう。
①キャリア情報サイト
キャスリンとアレックスは
従来の雇用者が求人情報のみを出す
サイトではなく、
個人のキャリアを
どう形成していくのがいいのかを
中心に据えたサイトを考えました。
事前に社内の様子が見られたり、
給与交渉などのやり方などを
アドバイスしあえたりできるサイトです。
素晴らしいアイデアだと、
投資家へビジネスを提案してみるも、
なんと148回も「ノー」といわれたそう。
それもそのはず、
投資家と言われる人たちは
このようなキャリア情報サイトを
必要とする人たちに関する知識がなく、
有用性を判断できなかったのです。
キャスリンとアレックスは挫けず、
148回の「ノー」の間、
「ノー」をヒントに
ビジネスモデルを成長させ続け、
現在1億人近いユーザーに
サービスを提供しています。
②砂糖も保存料も使わない
フルーツ味の飲料。
カーラは、自身の経験から
フルーツ飲料をつくることに着手。
投資家にプレゼンするも上手くいかず、
飲料業界の大物に
「あのね、アメリカ人は
なんと言っても甘いのが大好きなんだよ」
とまで言われてしまいました。
しかし、その言葉はカーラには
最高のアドバイスでした。
見方を変えれば
大手飲料メーカーは
「甘くない」飲料ビジネスに参入する
可能性はない、といわれたのと
同じだったからです。
カーラは商品化に成功し、
現在ではどこの食料品店の陳列棚にも
商品が並び、年間1億ドル以上売り上げています。
「ノー」と言われて、
諦めてしまうのではなく、
それをヒントと受け取って、
しっかり活かして
実際に一歩踏み出すことが大切ですね。
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