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ケース別 部下指導のコツ①

2018/05/21

さて、もう5月も下旬。1年で言うともうすぐ2018年の半分が終わります。
そこで、少しでも皆さんの部下指導のヒントになるように、こんな「ケース別 部下指導のコツ」をシリーズで書いていきたいと思います。

今日のテーマは【やる気がなさそうな部下】です。

目標を掲げてもなんとなく生返事で情熱が伝わらない。熱くならない。こんな部下がいると、ついイライラしてしまいますよね。ただ、ここはひとつ冷静になって、相手の立場から状況を見てみましょう。

部下のほうは「自分がやったことを評価されない」「報われない」という気持ちが少しずつ蓄積されてきて、最終的に「もういいや」という気持ちになってしまっているのです。
「どうせ頑張っても評価されないから、考えても無駄」と心を閉じてしまったんですね。

だから、彼らに対しては、まず「この仕事の目的は何だと思うか」という対話が必要です。「目標に向かってどんなプランを立てるのか」「どんな行動をとるか」という話し合いよりも、まずはこの仕事の目的についての「なぜ」を理解させない限り、スタートを切れないのです。

まずは、「仕事の目的は何なのか」「これをやると、自分にとってどんな体験になるのか」「どんな成長、スキルアップに繋がるのか」について懇々と話し合ってください。

もうひとつ、やる気のない人に最も効果があるのは「人の役に立っている」という体験をさせることです。人は、役に立てた実感を得られるからこそ頑張れるのです。お客様でも上司でも同僚でも「ありがとう」と言われたらものすごく心が満たされるでしょう。ですから、あなたが率先して部下に対して「ありがとう」を伝えることが大事なのです。

このように、仕事の目的を理解させる→人の役に立っているという経験をさせる(居場所をつくる)を意識してやっていくことで、部下もやる気を出せるはずです。

ぜひ試してみてほシカ!