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若手社員が働きやすい職場をつくるために

2023/03/16

どの会社にもある就業規則。
職場のルールや労働条件が示されている
会社の「柱」となるものですが、
この就業規則を若手社員に
見直してもらっている
会社があるそうです!

以前のブログで、
ブラック校則を生徒自らが見直しすることで
主体性を育む取り組み
(『理不尽な校則、見直しをとおしてはぐくむ主体性』)

をご紹介しましたが、
これと同じようなことを行っている会社があるんです!

 

A社では、
「就業規則検討委員会」をもうけて、
若手社員に就業規則の見直しを行ってもらいました。

若手社員が就業規則を
「身近な問題」としてとらえ、主体的に考え
彼らの目からみておかしいと思う点や
こういうのがあった方がいいなどを挙げ、
さらに、彼らのやり方が
ほかの全社員や会社にとって、
価値のあるルールなのかを考えてもらい、
「New 就業規則」をつくってもらったそうです。

目的は、社員と会社の成長を
会社が決める働き方から社員一人ひとりが決める働き方
を実現するため。

「働かされている」という受け身の姿勢から
「自分が働く」という意識に変えることで、
社員の主体性や帰属意識の向上にも役立ちます。

 

最近の若手、特にZ世代は
社風や労働条件、働き方や人間関係が
自分に合わないと思ったらすぐに辞めます
SNSなどでさまざまな情報を見ることができるので、
他社とくらべて「なんか違う!」と思ったら
相談もなく、突然辞めます。

それが最近の若者の傾向なので、
じゃあ彼らが働きやすい職場を
彼らに考えてもらいましょう
というやり方は、
おもしろい発想だと思います。

 

若手の離職に困っている、
若手との価値観の違いにとまどいを感じている方は
ぜひA社のケースを参考に
若手社員の働き方にたいする価値観を知る機会を
つくってみてはいかがでしょうか。

 

参考:
『「Z世代が育たない」「いつまでおだてればいいの?」と悩むリーダーに欠けている“覚悟”』