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部下を知るための質問を使いこなそう①

2021/07/15

梅雨が明けて、グッと暑くなってきました。
上司の皆さんは部下といい関係が築けていまシカ?
いい関係を築くために上司の皆さんに心がけて欲しいのは、部下の話を「聞く」ということ。
独りよがりにならず、部下は何を考えているのか常に聞いて欲しいと思っています。
何かあったときに自由に発言できる「空気感」こそ、最高の職場への第一歩です。

 

ではどのように部下に話してもらう環境作ればいいのでしょうか。
部下の発言を促したいときは、相手が安心感を得られるところから話を始めます。
徐々に不確かなことや弱点に話題を移します。
ネット記事でとてもよいテクニックを見つけたのでご紹介します。
「停止、巻き戻し、早送り」のテクニックは便利なので是非使ってみてください。

 

●停止
シンプルに現状を把握します。
「状況は?」「君の目にはどう映っている?」と客観的事実を質問します。
この質問に答えるときには感情が関わらないので、部下は安心して質問に答えることができます。
部下が答えられる質問をすることで「これなら自分にわかる」という実感が得られます。

●巻き戻し
次に現状に至った経緯を振り返ります。
「どう現状に至ったの?」「こうなる前に何が起きましたか?」と質問します。
過去は現在に比べて不確かな要素が多いとはいえ、限定的ですから比較的答えやすいでしょう。

●早送り
最後に、次に何が起こるか、何をすべきかという未来に目を向けます。
早送りをするには、いちばん理解が足りない部分について評価する必要があります。
また理解が足りないので間違っている可能性も高い。
つまり、ここでは答えにくい最も弱い部分を部下にさらけ出してもらうことが必要になります。

いきなり「何をすべきだと考えている?」と聞いても、部下からは「わかりません」という答えしか返ってこないでしょう。
答えやすい質問から、部下と一緒に順を追うことで答えにくい部分にアプローチすることができます。

 

部下と話をする際に、避けて欲しい質問が7つあります。
①くどい質問
②誘導尋問
③「理由」を問う質問
④ダーティーな質問
⑤二択の質問
⑥自分を肯定する質問
⑦攻撃的な質問
この質問については次回詳しく解説しますね。

「停止、巻き戻し、早送り」で部下のこと知って欲シカ!

 

参考:『「上司の品格」を疑われる、やってはいけない質問』